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日系文化を編み直す : 歴史・文芸・接触
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Item type | 図書 / Book(1) | |||||
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公開日 | 2017-05-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 日系文化を編み直す : 歴史・文芸・接触 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_2f33 | |||||
資源タイプ | book | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
出版年月日 | ||||||
2017年3月31日 | ||||||
ISBN | ||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||
識別子タイプ | ISBN | |||||
関連識別子 | 9784623078837 | |||||
目次 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | まえがき / 細川 周平 第Ⅰ部 記す 第1章 藤田晃の未完小説『ツールレーキ戦時隔離所』から読み解く記憶 / 滝田 祥子 1 ツーリレイク隔離収容所と藤田晃 2 日記の分析 3 草稿の分析 4 書かれなかったことの分析 : 歴史的事実と別作「帰還の季節」との比較 5 苦悩する記憶と書くという行為 第2章 山城正雄の文学活動の軌跡 : 帰米二世の意義を問いつづけて / 水野 真理子 1 帰米二世文学の到達点 : 山城正雄の文学活動 2 山城正雄の人生と「帰米二世とは」の問い 3 山城の帰米二世としての位置、帰米二世文学の今後 第3章 アルゼンチン開拓者の天命と洗礼 : 増山朗『グワラニーの森の物語』に迷い込む / 細川 周平 1 森に始まる歴史 2 イエズス会が結ぶ薩摩とミシオネス 3 薩摩隼人とケルト人 4 殖民運動家、田中誠之助 5 大陸の聖なる心臓 6 選ばれた家族 7 移民・植民・殖民 第4章 戦前ブラジル日本移民の記憶と歴史 : 半田知雄の少年期をめぐる記述から / ソアレス・モッタ・フェリッペ・アウグスト 1 当事者としての移民史 2 トポスとしての少年期 第5章 〈歴史〉を紡ぐということ : チリ移民・常川久太郎の書かれなかった「移民史」 / 赤木 妙子 1 チリ日本人移民史概説 2 「チリ移民史」を紡ぐ試み 3 常川久太郎死去後の状況 4 常川久太郎の歴史観 第Ⅱ部 伝える 第6章 日本人移民女性と日本語メディア : 日本の婦人雑誌と日系移民新聞 / 一政[野村] 史織 1 移民メディアと女性をめぐる言説 2 投稿欄と女性 3 移民女性の中の読者と投稿者 4 日本語メディアと女性たちの「共同体」 第7章 日系コミュニティのタウン誌としての仏教雑誌 : 草創期の『米国仏教』からみる仏教会の活動と役割 / 守屋 友江 1 日系仏教教団の海外布教 2 『米国仏教』の概要 3 仏教会における〈複数形の仏教〉 4 「仏教会会報」にみられる活動 5 在米日本人移民にとっての日露戦争 6 一九一〇年代以降の動き 第8章 比嘉トーマス太郎の「巡講」 : 戦時下米大陸における講演旅行 / 森本 豊富 1 比嘉太郎と米大陸巡講 2 比嘉太郎の生い立ち 3 全米「巡講」 4 巡講旅程 5 全米「巡講」の意義 第9章 サンパウロのサムライ : 戦前ブラジルの日本語連載小説 / エドワード・マック [細川周平訳] 1 新聞小説の生態系 2 『伯剌西爾時報』上の時代小説 3 歴史小説 : 一九一七〜三三年 4 実験と移行 : 一九三二〜三四年 5 新体制 : 一九三四〜四一年 6 グローバルな文学的生態系 第10章 デカセギ文学の旗手でもなく、在日ブラジル人作家でもなく : 日系ブラジル人のマルチクリエーター、シルヴィオ・サム / アンジェロ・イシ 1 短命に終わったデカセギ文学 2 デカセギ小説を生んだシルヴィオ・サム 3 風刺画からゴールのイラスト本まで : 横断的な創作活動 4 孤独なジャンル開拓者 第Ⅲ部 詠む 第11章 アメリカを故郷にして柵に住み : 川柳が詠む日系アメリカ人強制収容所 / 粂井輝子 1 監督下の敵国語文学活動 2 収容所内の川柳活動概観 : 『ユタ日報』と収容所新聞 3 ジェローム収容所 : 鉄柵の中の生活、共同体の再生 4 問われる忠誠 5 ヒラリバー収容所 : 再移送、再定住 6 一世の声を伝承する意味 第12章 窓としての短歌 : ブラジルから日本へ短歌を送ることについて / 松岡秀明 1 里帰りした短歌 2 ブラジルの風物を詠んで 3 ブラジル日系人の心情を詠んで 4 消えゆく詩形に寄り添って 5 ブラジルから日本へ短歌を送るということ 第13章 「間」を生きた「日系」歌人 : 上江洲芳子の沖縄、ハワイ、カリフォルニア / 高木[北山] 眞理子 1 歌集から歌人の人生を探る 2 上江洲医師の妻として渡布 3 那覇、そして東京 4 子どもたちの成人とアメリカへの移住 5 日米両国を生きた芳子の人生 6 日本人の心をもってアメリカに生きる 第14章 『あるぜんちん日本文藝』を中心に : 崎原風子論として / 守屋 貴嗣 1 アルゼンチンへの移住とその記録 2 『あるぜんちん日本文藝』刊行時期 3 総合文芸同人誌としての存在 4 同人会員はアルゼンチン各地に 5 「コロニア」とのつながり 6 終刊への足音 7 崎原風子について 8 「辺境」での集大成 第Ⅳ部 競う 第15章 ブラジル日系社会における少年スポーツの役割 : 戦前期の少年野球を中心に / 根川 幸男 1 海を越えるスポーツ 2 ブラジルへの野球の伝播および日系社会における受容と発展 3 徳育の手段としてのスポーツと銃後運動 4 ブラジル日系少年野球の歴史的意味 5 徳育としての野球に対する二世の反応の一例 6 移民・エスニック集団とスポーツ 第16章 奉祝から記念へ : ペルー日系社会における「文化装置」としての運動会 Undokai / 柳田 利夫 1 天長節奉祝大運動会 2 日系社会の構造と運動会 3 「文化装置」としての運動会 4 戦後の運動会 第17章 オリンピックと帝国のマイノリティ : 田中英光「オリンポスの果実」の描く移民地・植民地 / 日比 嘉高 1 オリンピックを描く小説 2 田中英光と「オリンポスの果実」 3 一九三二年のロサンゼルス・オリンピックと日本 4 「オリンポスの果実」とアメリカ日系移民 5 「オリンポスの果実」と帝国の光、帝国の影 6 外地から帝国の影を読み直す 第Ⅴ部 交わる 第18章 ハワイ音楽と日系人 : 人種意識の変化と「ローカル音楽」の形成 / 早稲田 みな子 1 「ローカル音楽」にかかわる日系人 2 日系人は、どのようにハワイ音楽とかかわってきたのか 3 ハワイ音楽と人種意識 4 ローカルが共有する文化としてのハワイ音楽 第19章 オパラ・カウカウからロコモコまで : ハワイの食文化の変容と日本人移民町 / 吉田 裕美 1 移民研究と食文化 2 プランテーションからヒロへ 3 西洋料理本と家庭の食 4 移民町での食生活 5 椰子島町 : 水産加工業の発展と日本人移民 6 ベーカリーとマンジュウ 7 戦争の記憶と食 8 ローカル化とハワイの日本食の流れ 第20章 日系人とマンガに関する考察 / 小嶋 茂 1 マンガの人気 2 移民史に関するマンガ 3 日系人に関するマンガ 4 日系人によるマンガ 5 日本語学習用のマンガ 6 日本・日系社会を越えたマンガ 7 日系人とマンガ、そのパワーと可能性 第Ⅵ部 渡る 第21章 「里帰り」三線 : 楽器の移動と積み重なる価値 / 栗山 新也 1 三線の独特な地図 2 三線を運ぶネットワークの形成 3 「里帰り」三線の軌跡 4 楽器の移動と積み重なる「履歴」のダイナミズム 第22章 ふたつの憑依宗教体系の〈接合〉の象徴的意味 : 沖縄系ブラジル人というハイブリッドな主体の呪術宗教的創造 / 森 幸一 1 ブラジル最古のユタ 2 MNの人生史概観 : 成巫過程との関連から 3 ウンバンダの「黄色化」と沖縄系ブラジル人という主体の創造 4 〈ウチナーンチュ〉という主体の創造 5 ふたつの憑依宗教の〈接合〉とその意味 第23章 「ブラジル日系社会」の形態学 : デカセギ代理店と邦字新聞社 / 佐々木 剛二 1 「ブラジル日系社会」とふたつのベクトル 2 デカセギ代理店 3 新聞社 4 ふたつの原理が交差する場 第24章 帰国デカセギ労働者のリマ日系人社会に対する影響 / スエヨシ・アナ 1 ペルーからのデカセギ労働者 2 日秘文化協会 3 ラ・ウニオン総合運動場 4 日系人学校 5 帰国者の日系社会への影響 あとがき 索 引 執筆者紹介 奥付 |
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出版者 | ||||||
出版者 | ミネルヴァ書房 | |||||
編者 | ||||||
細川 周平 | ||||||
シリーズ | ||||||
関連名称 | 共同研究報告書 ; 125 |