WEKO3
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近代日本におけるナショナリズムの成立と展開様相
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https://doi.org/10.15055/000006533c86a884-f85d-4365-a77d-39c82342f8c0
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
nk28004.pdf (26.5 MB)
|
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2011-04-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 近代日本におけるナショナリズムの成立と展開様相 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15055/00000653 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
金, 釆洙
× 金, 釆洙 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 19193 | |||||
姓名 | KIM, Chaesu | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 湾岸戦争以降、世界の情勢はアメリカ中心になりつつある。EC(ヨーロッパ共同体)は、世界の情勢がアメリカ中心になっていくことを防ぐ方法としてEU(ヨーロッパ連合)に転換してきた。しかし、東アジア地域の国々は二十世紀のナショナリズムに縛られ、アメリカやヨーロッパの動きに対応できるような連帯形態を作れないのが現状である。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本研究は、アメリカ、ヨーロッパ連合に対応できる東アジア連帯構築のための雰囲気醸成の一つとして、グローバル的観点から近代日本のナショナリズムがどのように形成され、またどのように展開されてきたのかを考察することを目的とする。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 考察は近代化過程における日本人のナショナリズムがどのように形成されたのかという問題を、まずその時代的背景と思想的背景から論じ、次に日本の為政者たちがどのようにそれを啓発していったのかを検討する。そしてそれをどのように国民に注入していったのかを把握する。最後にナショナリズムへと転換していった時の国民がどのようにナショナリズムを発揮していったのかを考察してみることにする。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | その考察から筆者は近代日本のナショナリズムの成立とその展開様相について次のような結論を導き出した。第一、日本のナショナリズムは十九世紀初めから東進してきた近代西洋の産業資本主義勢力との接触とその勢力と対決してゆく過程で成立したと言える。すなわち、それは近代西欧勢力と日本との対立構造から生まれたというのである。第二、明治維新を通して政権を握った、幕府時代の外様藩を中核とした藩閥政府が西欧列強諸国から国家的安全と彼らとの平等を追究していきながら彼ら自身の政権を維持していく過程でそれが拡大・強化され、定立されたと言える。第三、日本のナショナリズムは「皇祖皇宗」という観念を基礎とする国体思想が明確に提示され、「大日本帝国憲法」の発布と「教育勅語」の発布を契機として、国体思想が学校教育を通して被教育者に注入されることによって確立されたと考察される。第四、日本のナショナリズムはその後日清戦争、日露戦争、満州事変、日中戦争、太平洋戦争などといった戦争を通して展開していき、敗戦後には占領軍の日本文化の断絶政策に対抗して文化的次元で展開していったのである。第五、近代日本のナショナリズムは神道・皇道思想などの基礎をなす自然思想と深く結ばれており。近代西洋の科学思想とも深く結ばれている。第六、近代日本のナショナリズムは近代西欧勢力との接触とそれとの敵対的関係を通して成立・確立されていったにもかかわらず、日本がその過程で彼らの文物を学んで行かざるを得ない立場であったため、その中には「洋才」思想に基づく「殖産興業」思想や「科学立国」の近代西欧勢力に対する友好的感情なども内包していると言える。第七、近代日本のナショナリズムの目標の一つはアジア主義を実現していくことであり、近代以前徳川幕府との友好関係を結んでいた韓国・中国等の大陸の国々を支配していくことであったと言える。第八、近代日本のナショナリズムは敵対と友好とで特徴づけられる現代日米関係の原型として捉えられる。 | |||||
書誌情報 |
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 巻 28, p. 177-207, 発行日 2004-01-31 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09150900 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10088118 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | The Style of Rising and Development of Nationalism in Modern Japan | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 国際日本文化研究センター | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ナショナリズム | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 近代日本のナショナリズム | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | グローバルな視角 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 東アジア地域 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 西欧近代資本主義 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 和魂洋才 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 不平等条約 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 外様勢力 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 明治政府 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 文部省 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 東京大学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 皇道教育 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 民族主義 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国家神道 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 右翼運動 |