@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:02000072, note = {序説 国家という身体、その内と外 / 苅部直 第Ⅰ部 近代日本における宗教と政治 第1章 宮中祭祀と「国家神道」 : 象徴天皇の現在とその道のり / 山口輝臣 1 宮中祭祀を見つけた「国家神道」 2 「戦前」対「戦後」という幻想 3 「国家神道」をめぐる反覆の構造 4 「国家神道」の現在と宮中祭祀 5 宮中祭祀の現在と「国家神道」 第2章 筧克彦のキリスト教論 : 「日本基督教」と「古神道」 / 西田彰一 1 「日本的基督教」と国体論者 2 キリスト教への関心の高まり 3 『西洋哲理』とキリスト教の発展 4 国体論者による「日本基督教」の主張 5 キリスト教と比較した「古神道」の普遍化について 6 筧克彦のキリスト教論 第3章 南原繁と三島由紀夫 : 天皇と「神道」をめぐって / 苅部直 1 本郷、一九四五年 2 神道指令と「人間宣言」 3 「国家宗教」と日本の「祭礼」 第Ⅱ部 主権国家の起点を探る : 西洋と日本 第4章 知識としての国家 : 大久保利通の国家像 / 瀧井一博 1 大久保利通再考 2 幕末におけるリヴァイアサンの生成 3 大久保にとっての維新 : 断つことと結ぶこと 4 福澤諭吉から大久保利通へ : 隠された明治維新 第5章 近世「軍事革命」における正戦論 : 騎士道学と軍事教育の視点から / 白幡俊輔 1 軍事技術と正戦論の変遷 2 騎士道と戦争術 3 軍事教育・研究におけるイエズス会の活動 第6章 ホッブズとトゥキュディデスの倫理学 : 人間本性と戦争についてのヒストリアー / 梅田百合香 1 トゥキュディデスとホッブズの関係 2 ホッブズのトゥキュディデス『ペロポネソス戦争』翻訳の背景 3 ホッブズとトゥキュディデスのヒストリアー 第Ⅲ部 現代国家と境界の変容 : 宗教と地域統合 第7章 ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治 / 毛利透 1 何を論じるか 2 「公共的理由」と「但し書」 3 「制度的な翻訳の但し書」 4 両「但し書」の無意味性 第8章 EU市場統合と「社会的市場経済」 : 複合危機と安定化機能の担い手 / 神江沙蘭 1 EUでの市場統合の理念とその揺らぎ 2 EUの市場秩序と民主主義 : 「社会的市場経済」の視点 3 複合危機と社会安定化機能の担い手 4 社会安定化機能におけるEUの役割 結語 分裂と統合をめぐるリヴァイアサンの歴史とその先 / 梅田百合香 主要人名索引 執筆者略歴}, publisher = {千倉書房}, title = {宗教・抗争・政治 : 主権国家の始原と現在} }