@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:02000218, author = {榎本, 渉}, note = {南宋時代(1127 ~ 1276)の中国に輸出された日本の貿易品には,鉱産資源として金・水銀・硫黄があり,山海の産物として真珠・薬品・食材・木材があった。陸奥の金,薩摩硫黄島および豊後の硫黄,周防の木材,伊勢・志摩の真珠・水銀など,これら輸出品の多くは日本国内でも特定の場所でしか入手できない特産品だった。平安末期の日本で管理貿易が後退し,権門が独自に貿易を行なうようになると,治天・平氏・鎌倉幕府等がこれら特産地に影響を及ぼすようになった。}, publisher = {国際日本文化研究センター, International Research Center for Japanese Studies}, title = {<第2部 地質・資源の文化と思想>中世日本の対外貿易と特産品} }