@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000472, author = {多田, 伊織}, journal = {日本研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、『日本研究』四一号所載「史料紹介『医心方』所引『僧深方』輯佚――東アジアに伝播した仏教医学の諸相」の続編である。ここでは、唐・王の編纂した医学全書『外台秘要方』から、南朝・劉宋~南斉間の僧侶釈僧深の編纂した僧深方を輯佚した。合わせて、『医心方』所引の僧深方佚文を並記した。更に、今本の張機(仲景三世紀頃)『傷寒論『『金匱要略』、葛洪(二八三?~三四三)・陶弘景(四五六~五三六)『肘後備急方』、『千金方』『千金翼方』の各方を博捜して、『僧深方』と関連する方を出来るだけ集め、以上全てを『外台秘要方』の排列に従って列挙した。この作業により、六朝期成立の散逸医書『僧深方』が、先行する医書をどのように利用し、後発の医書が、『僧深方』をいかに扱ったかを、ある程度、目に見える形で示すことが出来た。尚、輯佚された『僧深方』は大部となるので、今回は『外台秘要方』卷八所引の部分までを扱う。}, pages = {237--270}, title = {<研究資料>『外台秘要方』所引『僧深方』輯佚(一) : 附、医籍五種(互照萃編)}, volume = {45}, year = {2012} }