@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000494, author = {石川, 肇}, journal = {日本研究}, month = {Mar}, note = {戦後の文部省検定高等学校国語教科書において再録された明治以降の文学作品――戦地において確実な死を見つめて生きる人間の姿や心情を分析力の強い文体で描き出した大岡昇平「俘虜記」から、被爆という現実をあくまで実像としてリアルに描き出そうとした井伏鱒二「黒い雨」まで、幅広く囲い込むことのできる戦争を題材とした文学作品――を調査・検証し、日本人の"戦争と平和"観形成に果たした役割を考察するものである。, "戦争と平和"観形成に果たした役割を考察することから、戦争と関わりの深い昭和天皇期の教科書、具体的には、戦後の文部省検定高等学校国語教科書が使用されだした昭和二五年(一九五〇)から、昭和の終焉となる昭和六三年(一九八八)までの国語教科書を対象としている。}, pages = {115--140}, title = {<研究ノート>戦争と平和観形成に果たした戦争教材の役割}, volume = {43}, year = {2011} }