@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000538, author = {中川, 智寛}, journal = {日本研究}, month = {Sep}, note = {横光利一「上海」について、まずは登場人物の分析を行った。, 参木については、虚無的な要素と女性への定まりない心理という背反的造型がなされている点を指摘したが、同時にかなり複雑な人物としても描かれていると見た。, 他の人物達についても概観したが、特に宮子に着目し、彼女だけが上海という土地に執着しつつ、それ以外の人物を相対化する役割と読み込んだ。, また、作中に度々盛り込まれている掛詞的言辞を指摘し、登場人物の造型と関連づけられている点を注視した。}, pages = {221--231}, title = {異郷での彷徨 : 「上海」の一解法}, volume = {38}, year = {2008} }