@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000573, author = {宇野, 隆夫}, journal = {日本研究}, month = {May}, note = {日本列島には、海辺・里(平野)・山の多様な環境があり、かつそれらは川によって結ばれることが多い。そして列島各時代の特質は、その住まいの選び方に現れることが多かった。本稿は、このことの一端を明らかにするために、富山県域の縄紋時代遺跡をとりあげ、GISによる密度分布分析・立地地形分析・眺望範囲分析・移動コスト分析をおこなった。, その結果、縄紋時代の盛期(前期~晩期)に遺跡数が増加して遺跡立地が多様化するとともに、海辺・里・山それぞれにおいて、それぞれの資源の開発に適した場所に集落ができたこと、かつそれらが1時間歩行範囲の連鎖からなるネットワークを形成したことを明らかにした。弥生時代には、これらの縄紋遺跡の多くが途絶える一方、山・里・海を一望できる遺跡が多く出現することは、社会の質の大きな転換を示しているであろう。}, pages = {215--229}, title = {縄文の住まいの選び方 : 富山の山と里と海辺、GIS分析から}, volume = {35}, year = {2007} }