{"created":"2023-05-15T13:48:56.439202+00:00","id":5807,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"8c95dd29-80bc-4190-af84-558a86bf0d59"},"_deposit":{"created_by":21,"id":"5807","owners":[21],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"5807"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00005807","sets":["299:693"]},"author_link":[],"item_3_description_32":{"attribute_name":"目次","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"まえがき / 猪木 武徳 ; マルクス・リュッターマン\n\n序章　公と私の境界、転換点、収束点 : 利益と智・徳 / 猪木 武徳\n1　　 幸田露伴の見立て\n2　　 「個人」は「社会」のあとで発見された\n3　　 個人と組織の関係で発生する「公」と「私」\n\n第Ⅰ部　歴史にあらわれた「ヒダ」として\n\n第1章　書簡の私的記号について / マルクス・リュッターマン\n1  　　 はじめに\n2　　　書札礼の原点\n3　　　書札礼の政治・行政との絡まり : 御教書や御内書までの経過\n4　　　時宜と斟酌 : 言葉の高下をめぐる規定・相談・不和\n5　　　書札礼の伝承法 : 流派・家伝・秘伝・出版\n6　　　おわりに\n\n第2章　イエズス会文献における公と私 / デトレフ・シャウベッカー\n1　　　「公・私」のいろいろ\n2　　　私的書簡 : 垣間見る\n3　　　公開年報の特徴 : タペストリー裏の糸あわせ\n4　　　日本年報の編纂・再現 : 日本人キリシタンが優等生\n5　　　三つの例\n6　　　最後に\n\n第3章　アメリカ憲法史から見た公と私、官と民 / 阿川 尚之\n1　　　アメリカ憲法史のテーマ\n2　　　「公」と「私」\n3　　　「官」と「民」\n4　　　アメリカ憲法の考え方\n5　　　「官」の肥大防止\n6　　　「民」による「公」への参画\n7　　　「私」の領域保護\n8　　　「民」の横暴防止\n9　　　まとめ\n\n第Ⅱ部　近代日本の人物像を通して\n\n第4章　公共性を支える非政治的倫理 / 田島 正樹\n1　　　福澤諭吉の「気品」と「瘠我慢」\n2　　　丸山眞男『忠誠と反逆』における「誅争」\n3　　　武士道的エートスの空洞化\n4　　　ギリシア的公共性論の限界\n5　　　インテグリティ（内的一貫性）\n6　　　インテグリティの母胎\n7　　　 映画『ジャスティス』におけるインテグリティの競争\n8　　　アナロジーとしての相互理解\n\n第5章　「極悪非道地主」真島桂次郎の公と私 / 井出 文紀\n1　　　はじめに\n2　　　「極悪非道の悪地主」としての真島桂次郎\n3　　　真島像の異なる見方\n4　　　真島の苦悩？\n5　　　おわりに\n\n第6章　小泉信三の天皇像 : 君主をめぐる公と私 / 武藤 秀太郎\n1　　　はじめに\n2　　　大逆事件をめぐる思索\n3　　　「不合理的なもの」としての愛国心\n4　　　福澤諭吉の「発見」\n5　　　天皇像をめぐる相克\n6　　　おわりに\n\n第7章　公智と友情 : 福澤と西郷の場合 / 猪木 武徳\n1　　　はじめに\n2　　　福澤諭吉と西郷隆盛にとっての明治維新\n3　　　『明治十年丁丑公論』と「公智・公徳」論\n4　　　福澤の「公」と「私」の視点\n5　　　キケロ「友情論」の示すこと\n6　　　貴族階級の「公的義務」への献身という要素\n7　　　シーザーとブルータスの友情と決別\n8　　　結びにかえて\n\n第Ⅲ部　社会科学の学説から\n\n第8章　江戸の商人道における「正直」 / 桂木 隆夫\n1　　　はじめに\n2　　　公共哲学的問題関心\n3　　　世俗倫理としての正直＝庶民の自由の観念\n4　　　海保青陵における正直の方法論\n\n第9章　納税をめぐる公と私 / 中岡 俊介\n1　　　はじめに\n2　　　所得税法の変遷 : 制度確立と課税強化のプロセスについて\n3　　　大正九年の所得税法改正 : 改正の背景と目的\n4　　　所得税法改正のプロセス : 議会審議と政府の対応から\n5　　　財界側の抵抗 : 「資本の論理」の限界\n6　　　おわりにかえて : 「官」の論理と「資本」の論理\n\n第10章　被用者年金の分立・統合過程にみる官と民、公と私（戦前） / 木村 真\n1　　　  はじめに\n2　　　  戦前の公務員の年金制度\n3　　　  社会保障の整備と共済組合の関係\n4　　　  戦前の年金制度における官と民、公と私\n\n第11章　高田保馬の勢力説 / 橋本 努\n1　　　  はじめに\n2　　　  駆動因としての民族 : 『社会学概論』と『勢力論』\n3　　　  普遍主義としての帝国形成\n4　　　  おわりに\n\n第12章　上田貞次郎と自由主義の凋落 / 望月 和彦\n1　　　  はじめに\n2　　　  上田貞次郎の「新自由主義」\n3　　　  大正デモクラシーからマルクス主義へ\n4　　　  河合栄治郎の自由主義\n5　　　  満州事変以後の状況変化\n6　　　  自由主義への抑圧\n7　　　  河合栄治郎の抵抗とその結果\n8　　　  おわりに\n\n第Ⅳ部　教育と研究において\n\n第13章　教育機関における公と私の分担 / 紙谷 雅子\n1　　　  平成の日本\n2　　　  連邦による公有地付与と高等教育機関 : アメリカ合衆国の「公立大学」\n3　　　  カレッジからユニヴァーシティへ\n4　　　  カレッジ・ライフとカレッジ・スポーツ\n5　　　  ユニヴァーシティとリサーチ\n6　　　  カーネギー財団のカテゴリー\n7　　　  学生集団の構成と選抜\n8　　　  アメリカ合衆国の高等教育から見た日本の高等教育\n\n第14章　帝国大学の初志 : 初代総長、渡辺洪基の考えたこと / 瀧井 一博\n1　　　  官学アカデミズムとしての帝国大学\n2  　　　初代総長、渡辺洪基\n3　　　  帝国大学の創設\n4  　　　創立期帝国大学と国家学会 : 伊藤博文入会問題に即して\n5  　　　渡辺における知 : 官民を還流するもの\n\n第15章　知的生産の二つの秩序 : 私益と公益のはざま / 上山 隆大\n1  　　　はじめに\n2　　　  知識の公的空間と私的空間\n3  　　　株式保有を通した「公的」アカデミアの変容\n4　　　  スタンフォード大学の実験\n5  　　　1980年代～90年代のスタンフォードの投資戦略\n6　　　  まとめにかえて\n\n第Ⅴ部　空間論として見る\n\n第16章　屋外空間の公と私 : 近代日本の公園史から / 白幡 洋三郎\n1  　　　公園と地域文化\n2　　　  西洋が見た日本の「公園」\n3  　　　日本が見た西洋の「公園」\n4　　　  日本における「公園」の誕生\n5  　　　西洋の公共空間体験の場としての居留地公園\n6　　　  土着の「公」園、外来の「公」園\n7  　　　日比谷公園の誕生と公共空間の観念\n\n第17章　都市と建築 / 井上 章一\n1  　　　都市の裏面に政治を読む\n2　　　  領主と国王の居館を見くらべる\n3  　　　家作制限からときはなたれて\n4　　　  カタログ化のはてに\n\n終章　問題と展望 : 公と私、の概念によせて / マルクス・リュッターマン\n\n共同研究会記録「近代日本の公と私、官と民――比較の視点から」","subitem_description_type":"Other"}]},"item_3_publisher_33":{"attribute_name":"出版者","attribute_value_mlt":[{"subitem_publisher":"NTT出版"}]},"item_3_relation_41":{"attribute_name":"シリーズ","attribute_value_mlt":[{"subitem_relation_name":[{"subitem_relation_name_text":"共同研究報告書 ; 110"}]}]},"item_3_relation_9":{"attribute_name":"ISBN","attribute_value_mlt":[{"subitem_relation_type":"isIdenticalTo","subitem_relation_type_id":{"subitem_relation_type_id_text":"9784757143333","subitem_relation_type_select":"ISBN"}}]},"item_3_text_37":{"attribute_name":"編者","attribute_value_mlt":[{"subitem_text_value":"猪木 武徳"},{"subitem_text_value":"リュッターマン マルクス"}]},"item_3_text_66":{"attribute_name":"出版年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_text_value":"2014年10月30日"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"book","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_2f33"}]},"item_title":"近代日本の公と私、官と民","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"近代日本の公と私、官と民"}]},"item_type_id":"3","owner":"21","path":["693"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2015-12-19"},"publish_date":"2015-12-19","publish_status":"0","recid":"5807","relation_version_is_last":true,"title":["近代日本の公と私、官と民"],"weko_creator_id":"21","weko_shared_id":21},"updated":"2023-05-15T15:14:51.028057+00:00"}