@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00005817, note = {本書の主旨と目標 : まえがきに代えて / 稲賀 繁美 共同研究の構想と概要 : 導入のために / 稲賀 繁美 第Ⅰ部 「東洋」イメージの変遷と葛藤 第1章 「岡倉天心」神話と「アジアは一つ」論の形成 / 木下 長宏 第2章 「オリエンタリズム批判」再考 : 中央官展の〈台湾〉表象を例として / 千葉 慶 第3章 レーヴィットと日本 : 文化の複層性をめぐる一考察 / 小田部 胤久 第II部 東洋人の自意識 第4章 潘飛声をめぐって : ベルリン大学附属「東洋語学校」講師を務めた清国人 / 古田島 洋介 第5章 李王の外遊 : 朝鮮王が見た西欧 / 李 建志 第6章 東洋近代知識人の二種の選択 : 周作人晩年の小品を読む / 劉 岸偉 第III部 東西融合の夢と現実 第7章 高島北海の「東洋画」観と西洋 / 鵜飼 敦子 第8章 セザンヌの変貌 : 「革命の画家」から「西洋の隠者」へ / 稲賀 繁美 第9章 「東アジア」美術のなかの日本美術 : 近代ドイツの「東亜美術協会」の活動をとおして / 安松 みゆき 第IV部 演出される「東洋」 第10章 一九三五年のロンドンにおける「中国芸術国際展覧会」 : 中国の伝統的芸術・文化に関する英国知識人の言説の検証を指標に / 範 麗雅 第11章 日本の東洋美術史と瀧精一 : 中国美術史編纂をめぐる国際的・学際的競合 / 藤原 貞朗 第12章 右翼雑誌『原理日本』における「日本美術史」と同時代美術批判 / 足立 元 第V部 美的東洋の探究と桎梏 第13章 日本美学の範疇論の論理学的可否を問う : 「崇高」を一例として / 濱下 昌宏 第14章 鼓常良における日本的様式としての“Rahmenlosigkeit” : 空間美学からの比較美学的可能性 / 金田 晉 第15章 「横溢する半」の美学 : 西洋の「全体性」存在論との対話へ / 大橋 良介 第VI部 経営事業としての「東洋」 第16章 帝国支配と文化交流の間 : ブリティッシュ・カウンシルのインド進出をめぐって / 佐野 真由子 第17章 パリ・東京・仏領インドシナ 親仏派日本人美術家の系譜 : 黒田清輝から藤田嗣治へ / 林 洋子 第18章 朝鮮博覧会(1929年)の文化住宅展示と京城の空間形成 / 朴 美貞 終章 『源氏物語』の評価と日本文化の評価 : 西洋文明至上主義者チェンバレンとウェイリーの隠微な論争 / 平川 祐弘 本論文集の構成 : あとがきに代えて / 稲賀 繁美 「東洋美学・東洋的思惟を問う」共同研究会の経緯・活動記録(研究報告リスト) 事項索引 本文中の主要文献・雑誌名・作品名索引 人名索引 Table of Contents (in English) 執筆者紹介}, publisher = {ミネルヴァ書房}, title = {東洋意識 : 夢想と現実のあいだ1887-1953} }