@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00005818,
 note = {序論 / プラット・アブラハム・ジョージ

第1部　宮澤賢治の宗教観1 : 民間伝承・民族宗教

・宮澤賢治の〈宗教〉の核心 / 天沢 退二郎
・民間伝承と宮澤賢治 / 石井 正己
・宮澤賢治「ばだらの神楽」考 / 牛崎 敏哉
・岩手の伝承文化からイーハトヴ芸術へ : 『鹿踊りのはじまり』を例として / 黒澤 勉
・賢治童話における「童子」をめぐって : 『オツベルと象』の〈赤衣の童子〉はどこから来たのか？ / 小松 和彦
・宮澤賢治の宗教と民間伝承の融合 : 世界観の再検討　童話〔祭の晩〕考 / 森 三紗

第2部　宮澤賢治の宗教観2 : 仏教の世界

・釈教歌と石鹸 : 宮澤賢治の〈有明〉再読 / 荒木 浩
・宮澤賢治「雪渡り」考 : 法華文学としての童話の試み / 中地 文
・宮澤賢治の仏教的世界 : その時間と空間 / 萩原 昌好
・なぜ、宮澤賢治は浄土真宗から日蓮宗へ改宗したのか？ / 正木 晃
・宮澤賢治の宗教意識 : 短歌作品を考察素材として / 望月 善次

第3部　賢治作品に見られる宗教性・宗教的表象

・〈春と修羅　第2集〉における宗教表象 : 「五輪峠」「晴天恣意」を中心に / 杉浦 静
・宮澤賢治世界の宗教性をめぐって / 鈴木 貞美
・賢治作品に投影しているキリスト教的表象 : 一考察 / プラット・アブラハム・ジョージ

第4部　賢治作品に潜む心理学

・宮澤賢治　世界観の展開 : 『春と修羅』の到達点、ウィリアム・ジェイムズの心理学と『アイヌ神謡集』 / 秋枝 美保
・星と修羅と自己犠牲 : 宮澤賢治の心象へのいくつかの補助線 / 稲賀 繁美
・「銀河鉄道の夜」におけるテクストの解体と再生のメカニズム : カムパネルラの「母」を補助線に / 鈴木 健司
・宮澤賢治「或る心理学的な仕事の仕度」と同時代の心理学との接点 : 「科学より信仰への小なる橋梁」 / 山根 知子

編集後記 / 小松 和彦

執筆者紹介},
 publisher = {法蔵館},
 title = {宮澤賢治の深層 : 宗教からの照射}
}