@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00005823, note = {序 / 小松 和彦 I 伝統/近世 【造形化・図像】 ・〈さまざまな怖ろしげなるものたち〉の図像化をめぐって / 小松 和彦 ・石燕妖怪画の風趣 : 『今昔百鬼拾遺』私注 / 近藤 瑞木 ・『婚怪草紙絵巻』、その綾なす妖かし : 狐の嫁入り物語 / 徳田 和夫 ・妖怪図像の変遷 : 「片輪車」を中心に / 今井 秀和 ・「幽霊」の足 : 山東京伝の合巻における幽霊の図像分析と考察 / 桑野 あさひ 【怪談・草紙】 ・上田秋成の初期妖怪小説について : 老婆と猫の呪い / 高田 衛 ・所帯道具の化物 : 草双紙を中心に / アダム・カバット ・残虐から幻妖へ : 合巻に描かれた怪異 / 佐藤 至子 ・上方落語の怪異空間 : 近世大坂・京都・江戸の都市空間認識 / 佐々木 高弘 【妖怪論/怨霊をめぐって】 ・歴史的産物としての「妖怪」 : ウブメを例にして / 木場 貴俊 ・怨霊から妖怪へ : 井上内親王伝説の軌跡 / 大森 亮尚 ・怨霊研究の諸問題 / 山田 雄司 ・能に現われる怨霊 / 永原 順子 ・蚊帳と幽霊 / 常光 徹 【妖怪論/日本と海外・天狗と鬼】 ・西王母と赤松子 / 杉原 たく哉 ・阿蘇・高千穂の鬼八伝説 / 狩猟・野焼きとの関連性 / 永松 敦 ・韓国のトケビと日本の「付喪神」 : 器物の妖怪としての韓国のトケビの性格 / 金 容儀 II 創造/現代 【妖怪近代化の明治】 ・明治期の海外邦字新聞および海外関係記事にみる怪異情報序説 / 湯本 豪一 ・怪しい獣から「怪獣」へ / 齋藤 純 ・ツェツィーリエ・グラーフ・プファフの『日本妖怪書』をめぐって : 著者の活動と同書の評価および関連動向 / 安松 みゆき ・恋愛劇と「大魔神」 : 泉鏡花「飛剣幻なり」の妖怪像 / 清水 潤 【再創造される妖怪】 ・黎明期の妖怪映画 : その隆盛と衰退にかんする一考察 / 志村 三代子 ・猫目小僧と妖怪ブーム : 一九六八年の『少年キング』と少年的知識 / 高橋 明彦 ・学校の異界/妖怪の学校 : 峰守ひろかず『ほうかご百物語』を中心に / 一柳 廣孝 ・鎌鼬存疑 : 「カマイタチ現象」真空説の受容と展開 / 飯倉 義之 ・女の敵は、アマノジャク : 昔話「瓜子織姫」系絵本における妖怪 / 横山 泰子 【妖怪で町おこし】 ・郷土玩具と妖怪 : 妖怪文化の〈伝統の創造〉 / 香川 雅信 ・現代の妖怪と名づけ : 「かわいい」妖怪たちと暴力をめぐって / 安井 眞奈美 ・妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造 : 広島県三次市を中心に / 松村 薫子 編集後記}, publisher = {せりか書房}, title = {妖怪文化の伝統と創造 : 絵巻・草紙からマンガ・ラノベまで} }