@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00005979, month = {}, note = {鶴見和子の歌 : 分類学 石牟礼道子の句 : 水村紀行 【新連載】往復書簡 鶴見和子→多田富雄 第1回 自己と非自己について 社会学と免疫学の第一人者が、学問の境界を越えて新しい思想を模索する、奇跡的な知の交歓の記録。 〈編集長インタビュー 華と道 2〉ピアニスト 遠藤郁子 音楽をめぐって : 「ジャル」と「もののあわれ」 日本人として西洋音楽を演奏することの意味を徹底して考え抜いたピアニスト。 【特集】満洲とは何だったのか : 日本近代史も、戦後東アジア史も、満洲・満洲国を抜きにしてはその本質を捉えられない。 〈インタビュー〉満洲・満洲国をいかに捉えるべきか / 山室 信一(聞き手=編集長) 満洲をめぐる国際関係【19世紀末から20世紀前半にかけて】 / 三輪 公忠 「満州国」【ある歴史の終わり、そして新たな始まり】 / 山本 有造 歴史のなかの“満洲” / 中見 立夫 〈周辺地域にとっての満洲〉 ロシアにとっての満洲 / 和田 春樹 ユダヤ人、白系ロシア人にとっての満洲【ハルビンで育って】 / ヤン・ソレッキー モンゴルにとっての満洲 / フフバートル 満洲にわたった朝鮮民族 / 金 賛汀 朝鮮民族の分断と満洲 / 鶴嶋 雪嶺 〈中国にとっての満洲〉 「満洲国」における思想弾圧の歳月 / 呂 元明 陋室懐旧録 / 陳 隄 中国現代文学史上欠かせない1章【東北における被占領時期の左翼文学活動をめぐって】 / 劉 慧娟, 徐 謙 「満洲国」の女性作家、梅娘(メイニャン)を読む / 岸 陽子 〈満洲とは何か〉 “満洲”という地をめぐる歴史 / 小峰 和夫 満洲における諸民族の支配【「八旗」体制から「区域自治」へ】 / ユ・ヒョヂョン 樹状組織と網状組織の運動特性の違いについて【市場構造から見た満洲】 / 安冨 歩 清朝の残響 愛新覚羅顕㺭 (川島芳子)と慧生【喪の物語としての精神史】 / 能澤 壽彦 〈文化の先進地だった満洲〉 長谷川四郎における〈満洲〉への視座【長城、収容所、戦後】 / 川崎 賢子 大連のアヴァンギャルドと北川冬彦 / 和田 博文 法という観念から見た満映の特異性と甘粕正彦 / 山口 猛 屹立する異貌の博物館【満州国国立中央博物館】 / 犬塚 康博 写真のユートピア【淵上白陽と満洲写真作家協会】 / 飯沢 耕太郎 〈満洲で日本は何をやったのか〉 満洲国政府の建築 / 西澤 泰彦 日本の満洲経営と新聞 / 李 相哲 写真に見る「満洲」イメージ / 西原 和海 「観光楽土」としての満洲【帝国の「野外劇場」】 / 高 媛 植民地主義と医学【開拓医学と満洲】 / 飯島 渉 「満洲国」の経済遺産をどうとらえるか【鞍山鉄鋼業から見た中国東北経済の連続性と断絶性】 / 松本 俊郎 〈満洲に生きた人々〉 “実験場”にされた「満洲」の天国と地獄【体験・検証・認識】 / 富永 孝子 「満洲移民」の問いかけるもの / 蘭 信三 満洲へ送られた被差別部落 / 高橋 幸春 公娼制度の定着と婦人救済運動【20世紀初頭大連において】 / 竹村 民郎 【小特集】満鉄の研究 後藤新平の満洲経略 / 西宮 紘 【資料】後藤新平と満洲 「満洲経営策梗概」(1905年)「台湾統治ニ関シ訓示シ部下官僚ニ贈言セシ覚書」(1906年)「都督府制度ニ関スル談話覚書」(1907年) / 後藤新平・文(西宮紘=釈文) 日本鉄道史のなかの満鉄 / 原田 勝正 満鉄調査部と戦後日本 / 小林 英夫 戦後中国大陸に生きた満鉄技術者たち / 杉田 望 満鉄映画とは何だったのか / モヤ・マリア・デ・ロス・アンヘレス 〈エッセイ〉 「子供の眼」 / 木崎 さと子 「電信柱と風と男1」 / 別役 実 「恨みと温もりの思い出」 / 張 鑫鳳 「纏足のあし」 / 羽田 澄子 「心奥深くの2つの文化の共生」 / 王 音 「大連と私をつなぐ運命の糸」 / 金 寿奉 \n【寄稿】 歴史的転換期に立つメキシコ 70年に渡る1党独裁体制を脱したメキシコは、ラテンアメリカの先導国として、新たな将来像を提示することができるのか? / 北條 ゆかり アメリカの安全保障政策はどうあるべきか【大国主義における「パーキンソン法則」の陥穽】ひたすら軍事大国の道を歩むアメリカを見舞うであろう、「その国の不安感はその国の大きさに比例して増大する」(パーキンソン法則)というパラドックス! / J. M. クワコウ 【連載】 「東亜」概念と儒学【東洋について6】 / 子安 宣邦 〈連載:ブローデルの「精神的息子」たち10〉アラン・コルバン : 心性史から感性の歴史へ / I. フランドロワ 〈連載:徳富蘇峰宛書簡10〉柳田國男【出版界の時弊を改革致度】 / 高野 静子 読者の声 執筆者紹介 次号予告}, publisher = {藤原書店}, title = {学芸総合誌『環』【歴史・環境・文明】}, volume = {10}, year = {2002} }