@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000617, author = {辻垣, 晃一}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Mar}, note = {本報告は、函館市中央図書館と国立国会図書館で発見された新出の森幸安地図について調査した成果をまとめたものである。函館市中央図書館所蔵分(七点)からは、地図での校合方法や幸案に地図を提供した人物などを確認できた。国会図書館所蔵分(八十五点)からは、幸安が同形同内容の地図を二部ずつ大量に作成していた事実が判明した。, 森幸安は、江戸時代中期の地図考証家であり、林吉永らの「観光絵図」や伊能忠敬の「実測図」とは性格が異なる「情報地図」とも呼ぶべき性格の地図を描いた。詳細は、『森幸安の描いた地図』(日文研叢書29)で述べている。今回の調査では、前著を補強する材料が見つかったこと、さらに幸安の地図作成動機の一部をつかむ手掛かりが得られたこと、この二点の成果が挙げられる。}, pages = {317--331}, title = {<調査報告>森幸安の地図を追って : 函館市中央図書館と国立国会図書館における調査報告}, volume = {32}, year = {2006} }