@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000619, author = {INAGA, Shigemi}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Oct}, note = {本稿は、一八世紀から一九世紀前半を中心として、日本にどのような西洋の知識が書物を介してもたらされ、それがどのように利用されたのかを、簡単に振り返ることを目的とする。眼鏡絵と浮絵の成立とその背景、蘭学の興隆と視覚世界の変貌、解剖学と光学装置が知識に及ぼした影響、腐蝕銅版画の創世とその伝播、浮世絵への舶来知識の応用と、その成果、とりわけそこに発生した原典の換骨奪胎の有様を、先行研究を参照しつつ具体的に検討する。視覚情報と視覚形式とが、狭い意味の美術の枠を越えて、いかに複数の文化の間を往還したのか。こうした観点からは、従来の美術史記述とは異なった文化史を構想することができるだろう。}, pages = {13--46}, title = {西洋舶来の書籍情報と徳川日本の視覚文化の変貌}, volume = {31}, year = {2005} }