@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00006358, note = {はじめに : 日文研の共同研究会と本論集の趣旨 / 伊東 貴之 目次 第一部 東アジアの伝統的な諸概念とその再検討の試み 朱熹の「敬」 : 儒教的修養法の試み / 土田 健次郎 心学としての朱子学 : 朱熹の「理」批判と経学 / 垣内 景子 袁仁『砭蔡編』について : 明代における蔡沈『書集伝』に対する批判の特例 / 陳 健成 陽明後学の講学活動と日常 : 鄒守益の詩文より見たる / 永冨 青地 仇兆鰲と内丹修錬 : 儒教と道教のはざまで / 横手 裕 阮元「論語論仁論」の評価をめぐって / 林 文孝 朝鮮思想再考 / 権 純哲 〈悪〉とは何か : 本居宣長『古事記伝』の場合 / 田尻 祐一郎 江戸後期の文献研究と原典批判 / 竹村 英二 〔特別寄稿〕 清代経世思想の潮流 : 経世学と功利学 / 大谷 敏夫 第二部 心と身体、環境の哲学 : 東アジアから考える 仏教における身体性の問題 : キリスト教との対比から / 末木 文美士 「易」の環境哲学 / 桑子 敏雄 拡張した自己の境界と倫理 / 河野 哲也 中国医学における心身関係 / 長谷部 英一 跪拝の誕生とその変遷 / 西澤 治彦 唐初期唯識思想の人間本質観 / 橘川 智昭 「心」と「身体」、「人間の本性」に関する試論 : 新儒教における哲学的概念の再検討を通じて / 伊東 貴之 全真教における志・宿根・聖賢の提挈 : 内丹道における身体という場をめぐって / 松下 道信 江戸期における物心二元論の流入と蘭学者の心身観 / フレデリック・クレインス 近世日本における武道文化とその身心修行的性格 : 中国・朝鮮の武術との比較を踏まえて / 魚住 孝至 神津仙三郎『音楽利害』の音楽療法思想にみる東洋的身体観 / 光平 有希 孔子の祭りに牛・山羊・豚は不要か? : 中華文化復興運動期の台湾における「礼楽改革」事業の一斑 / 水口 拓寿 日本人の空気観 : 電気、空気、雰囲気という漢語をめぐって / 新井 菜穂子 自然環境と心=身問題のために : 概念操作研究の勧め / 鈴木 貞美 〔特別寄稿〕 日本仏教における身体と精神、キリシタン時代の霊魂論の問題をめぐって / フレデリック・ジラール 第三部 思想・宗教・文化がつなぐ/むすぶ東アジア : 文化交流と文化交渉の諸相 東アジアの南北半月孤 / 高橋 博巳 正気歌の思想 : 文天祥と藤田東湖 / 小島 毅 高麗と北宋の仏教を介した交渉について : 入宋僧を中心に / 手島 崇裕 太鼓腹の弥勒は仏教なのか : 布袋和尚伝記考 / 陳 継東 新井白石の漢学と西学 : 朱子学的「合理主義」と真理概念の普遍性において / 李 梁 「教化」から「教育」と「宗教」へ : 近世・近代日本における「教」の歴史 / 鍾 以江 梁啓超の「幕末の陽明学」観と明治陽明学 / 李 亜 「宗教」としての近代日本の陽明学 / 山村 奨 民国知識人の文化自覚と伝統 : 梁漱溟の「東方化」の再解釈を兼ねて / 銭 国紅 日中道義問答 : 日米開戦後、「道義的生命力」を巡る占領地中国知識人の議論 / 関 智英 二十世紀初頭、安岡正篤の日本主義における直接的行動主義 : 安岡正篤のベネデット・クローチェ訪問計画に留意して / 竹村 民郎 〔特別寄稿〕 吉田松陰の革命思想とその天下観 / 楊 際開 あとがき / 伊東 貴之 執筆者一覧 附録:読者のための参考文献一覧 / 伊東 貴之 英文目次 奥付}, publisher = {汲古書院}, title = {「心身 / 身心」と環境の哲学 : 東アジアの伝統思想を媒介に考える} }