@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00006468, author = {荒木, 浩}, note = {夢と未来 : はじめにかえて 第一部 夢の歴史とことば 夢の「意味」の変遷 / 酒井紀美 夢の言語化 / 今野真二 平安時代における僧侶の〝夢記〟と夢 : 十~十二世紀を中心に / 上野勝之 【コラム】夢と文学・夢という語彙 : 還暦の月日を跨いで / 稲賀敬二・稲賀繁美 第二部 夢の表象 : 国際的視座から 日本の昔話における夢 : タイプ・機能・現実との関係性 / ペトコヴァ・ゲルガナ ベトナムの漢文説話における「夢」とその資料について / グエン・ティ・オワイン 『琱玉集』構成の研究 : 『琱玉集』略本「占夢」篇を手掛かりに / 李育娟 日本・アラブ近代文学における〈夢〉の比較研究 : 夏目漱石とナギーブ・マフフーズを中心に / ワーイル・アブドエルマクスード 【コラム】アラブ世界の夢文化とナギーブ・マフフーズの夢文学 / 福田義昭 第三部 可視化される夢 夢を観る/夢を聴く : 夢と西洋文化 記憶の中のイェルサレム : 初期近代西欧の聖都表象と夢・幻視・想像力 / 桑木野幸司 夢と音楽 : リゲティの『アパリシオン』を中心に / 伊東信宏 描かれた夢 : 日本の文学と美術から 夢の位相、現実の位相 : 日本絵画における夢の表現の類型とその史的展開 / 三戸信惠 夢の構図 : 絵巻の文法からのアプローチ / 楊暁捷 お伽草子における過去世の夢告 / 箕浦尚美 夢と科学 夢を見ている脳を見る : Seeing a dreaming brain / 宮内哲 【コラム】夢の神秘性はいかにつくられるか / 福田一彦 【コラム】脳の信号から夢を可視化する / 神谷之康 第四部 日本中世の夢・特論 : 明恵『夢記』をめぐって 明恵上人夢記研究の現況と課題 / 奥田勲 明恵『夢記』は夢の記録以上の何物であるのか? / 前川健一 明恵『夢記』研究の地平 : 基礎資料の一覧を起点として / 平野多恵 明恵『夢記』におけるモチーフについて : 「生身」のモノ / 立木宏哉 日本語史研究資料としての『明恵上人夢記』の可能性 / 山本真吾 【コラム】明恵『夢記』の決定版に関する感想 : 夢想体験分類の試み / フレデリック・ジラール 第五部 夢と社会 : その諸相 失われた夢 : 西洋における睡眠の変質 / ロジャー・イーカーチ(玉田沙織訳) 【コラム】夢・まぼろし・ウツツ : 幸福の寝言 / マルクス・リュッターマン 夢と自照 : 古代仏教の言説と対外観をめぐって / 荒木浩 【コラム】権力と夢 / 木村朗子 第六部 夢と近代文化 落語における夢 / 佐藤至子 南方熊楠の立っていた場所 : 〈夢〉という「通路(パサージュ)」 / 唐澤太輔 泉鏡花の夢と眠り : 『春昼』とその前後の作品から / 宮内淳子 おわりに 執筆者一覧}, publisher = {国際日本文化研究センター, 勉誠出版}, title = {夢と表象 : 眠りとこころの比較文化史} }