@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00006600, author = {ボート, ヴィム}, journal = {日本研究, NIHON KENKYŪ}, month = {May}, note = {「日本研究の将来」に関して議論の余地があるのは、研究の対象と研究の方法だけである。前者は日本列島で発展してきた人間社会の産物と定義したい。この「日本研究」が学術的で実証学的な研究であるべきことは当然である。ただし、方法論としては「地域研究」(area studies)と「学科別」(disciplinary)の二つのアップローチが存在しており、筆者は「地域研究」のほうが妥当だと思っている。地域研究なら、日本人をして普遍的な「説」を支えるためにデータを集めさせて英語で提供させる訳にはいかない。自分がしかるべき知識を身につけて現場に行って調査するのである。「地域研究」の線で考えれば、専門分野の選びかたや教育・訓練や国際交流や財源などは自然と視野の中に入ってくるはずである。}, pages = {131--144}, title = {<特集 日本研究の過去・現在・未来>「日本学」の対象と方法 : 将来に向けての一考察}, volume = {55}, year = {2017} }