@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000663, author = {ツィゴヴァ, ボイカ}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Jan}, note = {各国の母語によって翻訳された文学や表現は、単なる情報源であるだけでなく、「他社」との壁を乗り越える自然な誘因でもある。これは日本文学の翻訳についても同じである。それは様々な感性の中に存在する、異なった固定観念との出会いへと導く。従って、日本の作家による作品の翻訳はそれぞれ、この遠い東の国の、包括的な文化的伝統を知る一側面だと言えるだろう。またそれとは別に、二つの異なった感性、日本語からブルガリア語への翻訳は、相互理解の過程において重要な役割を果たすものだとも言えよう。翻訳という過程を通して、ブルガリアでの日本の作家に対する大きな関心は、単なる好奇心から、よりいっそう個別化したものへと移行していくようになる。  本論文の目的は、ブルガリアの日本文化受容の道を辿ることである。  ブルガリアに初めて日本の文化が出現したのは文学を通してであるが、二十世紀の初めから現在まで。日本についてのブルガリア人著者による図書が何冊も出版されている。本稿の第一部は、それらの本から見たブルガリアの日本文化観を概観した。第二部は、ブルガリアにおいて出版された日本文芸や小説の翻訳を紹介するものである。}, pages = {377--390}, title = {<研究ノート>異文化の側面 : ブルガリアの日本文化観 : その理解と日本文芸作品の翻訳をめぐって}, volume = {28}, year = {2004} }