@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00007021, author = {光平, 有希}, note = {まえがき 凡例 序論 1. 研究の背景及び先行研究 2. 本書における「音楽」及び「音楽療法」の定義 3. 本書の目的及び研究方法 4. 本書の構成 第1章 江戸期日本養生論にみられる予防医学としての音楽 : 貝原益軒の養生論を中心に 第1節 江戸期に刊行された養生書における音楽 第2節 江戸初期にみられる音楽効能説へのまなざし 第3節 貝原益軒の養生論における音楽思想 1. 貝原益軒の音楽思想 2. 貝原益軒の養生観 3. 貝原益軒の養生論における音楽の役割 4. 貝原益軒の養生論における音楽効能説と、同時代イギリスにおける音楽療法論 5. 貝原益軒による音楽効能説のその後の影響 第4節 蘭学を通じて伝達された西洋の音楽療法論 第2章 明治前期における音楽療法の黎明 : 神津仙三郎『音楽利害』を中心に 第1節 明治前期における西洋音楽療法論の流入 1. 明治期の養生・衛生書における予防医学としての音楽論 2. 新聞・雑誌記事にみる明治前期の音楽療法論 第2節 神津仙三郎『音楽利害』執筆の背景及び全体の構成 1. 神津仙三郎の生涯と『音楽利害』執筆の背景 2. 『音楽利害』全体の構成 第3節 『音楽利害』「音楽の衛生に関する事」の典拠と内容 1. 「音楽の衛生に関する事」の構成及び各条の典拠 2. 「音楽の衛生に関する事」の内容及び典拠との比較 第4節 『音楽利害』における音楽療法思想の特徴 1. 「音楽の衛生に関する事」における音楽の効能と音楽療法との分類 2. 「音楽の衛生に関する事」における音楽療法例の特徴 第3章 明治後期における音楽療法の展開 : 呉秀三による音楽療法実践を中心に 第1節 西洋音楽療法受容の勃興 第2節 呉秀三による東京府巣鴨病院での音楽療法実践 1. 新聞記事にみる東京府巣鴨病院での音楽療法実践内容 2. 呉秀三の人物像及び「作業療法」としての能動的音楽療法 3. 「遺散療法」における「慰楽」としての受動的音楽療法 第3節 酒井勝軍の音楽療法論 第4節 こしのみねによる西洋音楽療法の紹介 第5節 イギリス及びフランス音楽療法論の普及 第6節 音楽療法効果の測定へ 結論 リスト 参考文献 あとがき 主要索引}, publisher = {臨川書店, 国際日本文化研究センター}, title = {「いやし」としての音楽 : 江戸期・明治期の日本音楽療法思想史} }