@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00007247, note = {序 説話文学と歴史史料の間に 第一部 説話と歴史史料 歴史叙述としての説話 / 小峯和明 文学の側から読んだ公家日記 : 『明月記』の月 / 池上洵一 『弘安源氏論義』をめぐる故実と物語 / 前田雅之 京洛の境界線 : 文学・古記録における平安京の内外認識 / 龔婷 高麗文宗が求めた医師 / 榎本渉 第二部 説話の生成 「コノ話ハ蓋シ小右記ニ出シナラン」考 : 『小右記』と説話との間に / 倉本一宏 古今著聞集と文体 : 漢字文の混入と諸相 / 野本東生 紅梅殿の壺と編纂 : 説話集を中心として / 藤本孝一 源隆国の才と説話集作者の資質をめぐる検証 : 研究史再考をかねて / 荒木浩 『宇治拾遺物語』の吉野地震伝承 : 大己貴命にさかのぼる / 保立道久 “和歌説話”覚書 / 中村康夫 足利安王・春王の日光山逃避伝説の生成過程 / 呉座勇一 新しい世界の神話 : 中世の始まり / 古橋信孝 特集 説話の国際性 日本とベトナムの十二支の違い / グエン・ヴー・クイン・ニュー 丁部領王の説話とベトナムのホアルー祭 / ゴ・フォン・ラン 『三国遺事』と『日本霊異記』の観音説話について / 宋浣範 ベトナムの『禅苑集英』における夢について / グエン・ティ・オワイン 占城王妃の叙述をめぐって : 『越甸幽霊集録』および『大越史記全書』から / 佐野愛子 第三部 内在する歴史意識 称徳天皇と道鏡 : 『古事談』巻一巻頭話考 / 蔦尾和宏 『長谷寺験記』編纂と下巻三十話の役割 / 内田澪子 『拾遺往生伝』の歴史意識と文学意識 / 川上知里 中世における説話集編者の歴史認識 : 『古事談』と『古今著聞集』 / 松薗斉 「宝剣説話」を耕す : 公武合体論の深層 / 関幸彦 戦国期の説話集『塵塚物語』 / 五味文彦 歴史文学と多重所属者 : 慈光寺本『承久記』における三浦胤義について / 樋口大祐 変貌する新田氏表象 : 「足利庶流」(足利一門)と「源家嫡流」(非足利一門)の間に / 谷口雄太 第四部 説話の変容 日記と説話文学 : 円融院大井川御幸の場合 / 伊藤玉美 武内宿禰伝承の展開 : 武内宿禰神格化の様相を中心に / 追塩千尋 『発心集』蓮華城入水説話をめぐって / 木下華子 ヤマトタケル研究の新しい可能性 : 同性愛と性別越境の比較をめぐって / 井上章一 『夷堅志』のシラミと『古今著聞集』のシラミ / 渡辺精一 新しく作られる歴史と神話 / 魯成煥 研究会の記録 説話・史料名索引 執筆者紹介}, publisher = {思文閣出版}, title = {説話研究を拓く : 説話文学と歴史史料の間に} }