@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000773, author = {長田, 俊樹}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Feb}, note = {『日本研究』第十三集において、われわれは大野教授の「日本語=タミル語同系説」を検証した。それに対し、大野教授は『日本研究』第十五集でわれわれの検証に反論を提示した。そこで、今回この反論を含め、再び大野説を検証した。  まず、大野教授の反論の問題点をいくつか指摘した後、大野教授の仮説を生かす理論を二つ紹介した。一つはインド・ヨーロッパ語族、アフロ・アジア語族、ウラル語族、アルタイ語族、ドラヴィダ語族、カルトヴェリ語族からなるノストラティック大語族に代表される遠隔系統関係に関する理論である。もう一つは、グリーンバーグが提唱した多角比較とよばれる方法である。今後、大野教授がこうした方法論を受け入れて、仮説を展開するならば筆者は大野教授の説にいっさい口をはさまないつもりである。}, pages = {404--373}, title = {<フォーラム>比較言語学・遠隔系統論・多角比較 : 大野教授の反論を読んで}, volume = {17}, year = {1998} }