@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00007816, note = {まえがき / 廖欽彬 凡例   第I部 日本哲学と西洋哲学 田辺元による日本における最初のハイデガー受容 / 藤田正勝 永遠の今 : 西田幾多郎と九鬼周造 / 嶺秀樹 和辻・マルクス・アリストテレス : 和辻倫理学の生成 / 安部浩 九鬼周造 : 偶然‐必然の戯れとしての芸術と実存 / 上原麻有子 懺悔道のポエティクスに向けて : 田辺元『ヴァレリイの芸術哲学』再読 / 杉村靖彦 九鬼周造とジャック・デリダ : 偶然性をめぐって / 亀井大輔 西田幾多郎の思想における「永遠」概念の変遷をめぐる一試論 / フォンガロ・エンリコ 歴史主義としての田辺哲学 / 竹花洋佑 三木清とハイデガー : 基礎経験と公共圏をめぐって / 廖欽彬 日本近代美学と「あはれ」 : 大西克礼を中心として / 河合一樹 日本哲学史形成期におけるフッサール現象学の受容 / 浜渦辰二 新田現象学と西田哲学 / 谷徹 現象学者としての尾高朝雄 : 一九三〇年代の社会団体論を中心に / 植村玄輝 日本のハイデガー受容における弁証法 : 田辺元の思想形成に即して / 景山洋平   第II部 中国・台湾哲学と西洋哲学 王陽明・王龍渓・熊十力における良知の問題と現象学 : 唯識学からの回答の仕方 / 倪梁康 モナド論における論理の飛躍と朱熹の理気論の現象学的再建 : 気の現象学の必要性と可能性も合わせて / 方向紅 家の現象学 : ハイデガー、レヴィナスから儒家へ / 朱剛 静寂意識と万物一体 / 張偉 革命文学論争における彭康 / 鈴木将久 近代中国哲学の中のベルクソン像 : 彭康を例にして / 王嘉新 「他者理解」と「自己認識」 : ここ四十年の中国の哲学研究の趨勢と論理 / 陳徳中 台湾哲学概論 / 洪子偉   第III部 日本哲学の多様な展開 ディルタイ哲学と京都学派 : 西田幾多郎のディルタイ評価を手掛かりにして / 牧野英二 海と島々からの日本思想史 : 和辻哲郎『風土』『鎖国』から / 合田正人 詩人としてこの大地の上に住む : 西谷啓治『寒山詩』の世界 / 秋富克哉 一九四〇年代前半の日本哲学の激変 : 多面的展開から一元化へ / 植村和秀 西田幾多郎の「物」をめぐる思想 : 源了圓論文を承けて / 志野好伸 日本哲学史展開期におけるフッサール現象学の受容 / 浜渦辰二 新儒家としての西田幾多郎 : 人格実現説をめぐって / 林永強 御進講と日本哲学 / 張政遠 和辻哲郎の倫理学の出発点 : 大正期のニーチェ解釈との関連性から / 飯嶋裕治 西田幾多郎と柳宗悦 : ポイエーシスの哲学と民藝の思想 / 太田裕信 音をめぐる、めぐる音 : 立ち現われ一元論的音の世界 / 佐藤麻貴 和辻哲郎の倫理学における中国 / 山村奨   第IV部 中国と日本の思想的邂逅 桑木厳翼と中国哲学 / 中島隆博 近代日本における中国哲学の誕生 : 明治十年代に東京大学で行われた諸講義を中心に / 佐藤将之 儒教を媒介とするヨーロッパ・日本・中国の近代化について / 井川義次 近世における「漢神」の日本化について / 呉偉明 『善の研究』と老荘思想の関わりについて / 王青   第V部 朝鮮・ベトナム哲学と知の越境 霊性から哲学へ : 近代日朝における超越性の問題 / 小倉紀蔵 近代韓国における西洋哲学の受容と展開 / 辛炫承 国境を越えて旅する知 : 二〇世紀初頭のベトナム、そして日本と中国からの出版物 / 阮南 フランス植民地期のベトナム知識人ファム・クインの「言語・文化ナショナリズム」と西洋哲学思想観 / 宮沢千尋 植民地期ベトナムの思想状況と哲学の受容 : 『南風雑誌』を中心に / 廖欽彬   あとがき / 伊東貴之 人名索引}, publisher = {法政大学出版局}, title = {東アジアにおける哲学の生成と発展 : 間文化の視点から} }