@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000783, author = {光田, 和伸}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Sep}, note = {芭蕉最初の紀行文である『野ざらし紀行』中の「猿を聞く人捨子に秋の風いかに」は、猿の声と、秋風の中に泣く捨て子の声との、悲しさの比較であると説かれてきた。しかし一句の文法上の構成から考えて、それは妥当でない。これは両親をともに亡くした自らの境涯に、禅の公案の世界を重ね合わせて、新しい出発を自らに課する句と考えるべきであろう。}, pages = {161--168}, title = {毬子 : 『野ざらし紀行』から}, volume = {16}, year = {1997} }