@book{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00007973, note = {はしがき / 稲賀繁美 序論 本論文集の構想について / 稲賀繁美 【コラム】無明長夜の照らすもの : 経糸(スートラ)のひろがりを手がかりに / 打本和音   第I部 想像力 「蜘蛛の巣」が喚起するもの 芸術家としての蜘蛛の系譜 : 蜘蛛の巣という小宇宙をめぐる詩作の比較文学 / 橋本順光 蜘蛛の巣上のゴースト / 平芳幸浩 バミューダ産から日本産へ : テッポウユリの貿易とアメリカ市場 / 藤本憲正 無限への道としての網穴 : 草間彌生の網と水玉の相関関係再考 / 近藤貴子 【コラム】ヴィクトール・ユゴーと蜘蛛の巣 / 糸永・デルクール光代 【コラム】クモの網と「共生」社会のゆくえ / 白石恵理 【コラム】中国伝統文化やサブカルチャーにおける蜘蛛の表象について / 許躍煒   第II部 研究方法論 「蜘蛛の巣構造」による研究領域の刷新 南方熊楠と蜘蛛 : その蜘蛛の巣のような学問方法について / プラダン・ゴウランガ・チャラン マルグリット・ユルスナール『黒の過程』の思索と方法 / 村中由美子 「妖怪」はどこに棲む? : インターネット時代の怪異・妖怪文化 / 松村薫子 蜘蛛は動物愛護の対象となり得るか : 動物の愛護と管理の関係を考える / 春藤献一 蜘蛛の巣構造的つながりの見地からの移住史 : 永田稠の移住事業観の連続性 / 飯窪秀樹 【コラム】日本人移民とサンパウロ州ノロエステ(北西)地方 / 飯窪秀樹 【コラム】蜘蛛の巣越しの空 : 天空を覆う蜘蛛と電線の図像学 / 橋本順光 【コラム】グラフィックデザイナー・里見宗次のアーカイブズ資料にみる〈蜘蛛の巣〉 / 前川志織 【コラム】蜘蛛の「雄食い」と八本脚の魅惑 / 森田百秋   第III部 生態的社会動態論 「蜘蛛の巣」模型の有効性と限界 蜘蛛のアナンシはささやく : ジーン・リースの混血の讒言者とナンシー・ストーリー / 中村和恵 ジョン・ラファージと東洋思想の翻訳網 : 『画家東遊録』におけるハーバート・アレン・ジャイルズ訳「荘子」 / 富永梨紗子 柳田国男の昔話採集 : 情報網構築の視点から / 志賀祐紀 一九五〇年代日本再考 : 野間宏「歴史の蜘蛛」から / 竹村民郎 【コラム】支倉常長使節団を再考する / 滝澤修身 【コラム】昔話「賢こ淵(水蜘蛛話)」の蜘蛛の糸 : 情報ネットワークとしての糸 / 志賀祐紀 【コラム】蜘蛛手なすアマゾン航路と日本人移民入植 / 根川幸男 【コラム】トマス・サラセーノ in orbit (2013)インスタレーション : K21州立美術館、ドイツ・デュッセルドルフ / 富永梨紗子   第IV部 電子媒体・身体と都市 「蜘蛛の巣」情報網Net社会の光と影 蜘蛛の巣上で輻輳する交通と通信 / 新井菜穂子 「わざ」はどのように伝えられるのか : オンライン稽古の(不)可能性からみる身心知の可能性 / 鋳物美佳 Webの思想 : 通常科学と疎外をめぐって / 尾鍋智子 謫仙 藤井聡太 : 蜘蛛の糸を操る / 多田伊織 【コラム】蜘蛛の巣状の都市 : 都市論の視点から / 江口久美 【コラム】[蜘蛛手なす都市]北京 : 壁に囲まれた都市 / 新井菜穂子 【コラム】糸を媒体とするフランス現代アーティストとの対話から / 糸永・デルクール光代   第V部 言語論的転回 脳科学・神経系美学を超えて 蜘蛛の巣としてのラング : 丸山圭三郎を手がかりに / 藤貫裕 認知と蜘蛛の巣 : 自閉症者(ASD)の自伝を読む / 森岡優紀 異種のタイポグラフィー : 宮沢賢治「蠕蟲舞手(アンネリダタンツエーリン)」 / 平倉圭 「蜘蛛の巣」状モデルの学術的有効性に関する学説史的考察 : ティム・インゴルド『生きていること 動く、知る、記述する』を参照しつつ / 稲賀繁美 【コラム】蜘蛛の巣サイクルと「期待」 / 鈴木洋仁 「ピンクスパイダー」の糸 / 君島彩子   成果概要: 本論集の目論見と論文集の構成 / 稲賀繁美 あとがき / 稲賀繁美   【巻末資料】 SNS時代の「定住的遊牧」 : 脱国民国家を志向する仮想空間の身体倫理を問う / 稲賀繁美 「蜘蛛の巣」の網の目のなかの国際日本研究 : 国際日本文化研究センター30年間の活動を「蜘蛛の巣モデル」に照らして吟味する / 稲賀繁美 海洋と環太平洋にひろがる「蜘蛛の巣状の網の目」を触知する : 次世代の国際日本文化研究に向けての提言 / 稲賀繁美 「蜘蛛の巣」研究会の実施記録   【論文・コラム】注一覧 索引(人名・事項) 執筆者紹介 欧文要旨 欧文目次}, publisher = {花鳥社}, title = {蜘蛛の巣上の無明 : インターネット時代の身心知の刷新にむけて} }