@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000835, journal = {日本研究}, month = {Sep}, note = {モスクワのプーシキン美術館に、浮世絵版画を中心にした数千点に及ぶ日本美術が保存されていることは、最近のいくつかの調査報告や展覧会などによって、広く世界の人々に知られるようになってきた。この浮世絵コレクションは単に数の膨大さだけでなく、その質においても、また収集の時期の早いことにおいても、たいへん貴重なものである。  本稿では、このコレクションの大半を一人で収集したセルゲイ・ニコラエビッチ・キターエフ(一八六四~?)という人物について、彼の経歴と日本美術を収集するに至った経緯を、独自の調査によって得られた貴重な文書と書簡を基に、明らかにしたものである。そして最後に、一八世紀後半に日本美術に魅せられたこの一人のロシア人が、いかにしてその膨大な数の日本美術を収集し、それらをどのように見ていたかを示すキターエフ自身の貴重な書簡二通を資料として紹介しておく。}, pages = {99--122}, title = {<研究ノート>セルゲイ・ニコラエビッチ・キターエフとその日本美術コレクション : 美術館へ至るまでの困難な道のり}, volume = {11}, year = {1994} }