@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000897, author = {久野, 昭}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Mar}, note = {『古事記』は応神天皇の条に、天之日矛が新羅から、奥津鏡・辺津鏡を含む八つの天津宝を持ってこの国に渡来したという伝説を、挿入している。その奥津鏡・辺津鏡とは、何のためのものだったか。  この問いは、他のいくつかの問いと繋がる。なぜ、『古事記』はこの挿話を応神天皇の条に入れたのか。なぜ、この天之日矛伝説は日光との関連が強いのか。なぜ、日矛は新羅の王子として紹介されながら、ただ和名をもってのみよばれているのか。その和名「日矛」は矛に結びつけられた鏡の意と解釈することができる。  古代における新羅と北部九州との関係を念頭におきながら解答を見出そうというのが、我々の意図なのである。}, pages = {29--53}, title = {日矛の鏡}, volume = {7}, year = {1992} }