@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000909, author = {北川, 浩之}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Mar}, note = {日本文化は日本の自然や社会と親密に結びついている。日本文化をより深く理解するには、その歴史的な変遷を明らかにする必要がある。そのためには正確な時間目盛が必要不可欠である。さらにそれは、国際的な比較から日本文化の研究を進める場合、世界的に認知された共通の時間目盛である必要がある。そのような時間目盛の一つに「炭素14年代」がある。炭素14年代は考古学、歴史学、人類学、第四紀学、地質学などの日本文化に深く関係する研究分野に有益な情報を与えてきた。これらの研究分野に炭素14年代を適用する際、年代測定に用いることができる試料の量が限られ、試料の量の不足から年代測定できないことが往々にある。したがって、少量試料の炭素14年代測定法の確立が望まれている。  最近、少量試料の炭素14年代測定に適した加速器質量分析計を用いた新しい炭素14年代測定法が考案され、従来の方法の1/1000以下の試料においても精度良い年代決定が可能となった。本稿では、この方法を用いて行なった実験の結果をもとに、少量試料の炭素14年代測定に関係する諸問題について検討する。}, pages = {103--113}, title = {<技術報告>炭素14年代測定法 : 少量試料の炭素14年代測定}, volume = {6}, year = {1992} }