@article{oai:nichibun.repo.nii.ac.jp:00000935, author = {早川, 聞多}, journal = {日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要}, month = {Sep}, note = {本研究ノートは多種多様な画風や流派を生み出した江戸時代の絵画世界を、統一的に考察するための覚書である。  はじめに江戸時代の絵画世界が単に多様なだけでなく、錯綜して見える原因を指摘する。すなはち、従来の流派の呼称における観点の相違、諸流派の時間的・空間的並存性、享受者における好みの多様性、画家における画風の多様性の四点である。  次に江戸絵画の多様性とその錯綜した展開を統一的に捉へるためのタイプ論を提示する。そのタイプ論は、従来の江戸絵画史における流派分類から離れ、絵画に対する人間の興味の持ち方の「心理傾向」に基づいてゐる。すなはち、「遵法」「即興」「現実」「虚構」の四つのタイプを想定し、次に各タイプのうちに「一般化タイプ」と「特殊化タイプ」を想定する。}, pages = {73--78}, title = {江戸絵画の多様性とタイプ論の試み}, volume = {3}, year = {1990} }