WEKO3
アイテム
<研究ノート>近代中国の思想と革命研究覚書 : 日本からの思想的な要因を中心に
https://doi.org/10.15055/00005571
https://doi.org/10.15055/0000557185830295-b63d-48bd-9653-368ee7d6ce7a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
nk51006.pdf (2.1 MB)
|
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2015-12-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | <研究ノート>近代中国の思想と革命研究覚書 : 日本からの思想的な要因を中心に | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15055/00005571 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
楊, 際開
× 楊, 際開 |
|||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 22660 | |||||
姓名 | YANG, Jikai | |||||
言語 | en | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 溝口雄三(1932~2010)の中国研究は多くの日本学者による日本文化論考と同じく、津田左右吉(1873~1961)が唱えたナショナルな思想史・文化史の枠組みに立脚しているが、筆者は近代中国研究における思想と革命の研究において、近代日本からの思想的な要因という問題に直面し、東アジア全体の動きとからませることで、近代日本の動きを議論の中心に据えようとするのである。 そこで、本論では、近代中国の思想と革命について東アジアの政治思想という視野から見るにあたり、まずは、かつて徐復観(1904~82)によって提起された「権原」と「法原」の概念をもう一度整理し、定義を加える。次に、この概念を介して、東アジア文明の共同性に立脚し、「日中の文化史的な並行性」(井上章一)の問題に光を当てる。さらに、李贄(1527~1602)の「天と人との分裂」から焦竑(1540~1620)の「宗教折衷」への展開を経ることで、明末の学風をうけついだ山崎闇斎(1619~82)や山鹿素行(1622~1685)らが新たな思想的パラダイムを完成したことを指摘する。そして、最後に、朱子学を中心とする新儒教思想の再構築運動が東アジアという文明単位で行われ、「土着化」の過程を辿りながら、新たな普遍性を生み出し、明治維新や辛亥革命の思想的源流となったことを指摘したい。 溝口雄三らの提起した「礼治システム」という分析枠組みも、東アジア文明の共同性から、もう一度捉え直す必要があると見なす。 |
|||||
言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : 日本研究 en : Nihon Kenkyū 巻 51, p. 127-155, 発行日 2015-03-31 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | EISSN | |||||
収録物識別子 | 24343110 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 09150900 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10088118 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Notes on Modern Chinese Thought and Revolution : With Focus on Ideological Elements from Japan | |||||
言語 | en | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 国際日本文化研究センター | |||||
言語 | ja | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | International Research Center for Japanese Studies | |||||
言語 | en | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 法原 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 権原 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 近代中国 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 思想 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 革命 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日本 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 東アジア | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 漢化儒教文明 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 文明の共同性 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 礼治システム |