ログイン
言語:

WEKO3

  • トップ
  • ランキング
To
lat lon distance
To

Field does not validate



インデックスリンク

インデックスツリー

メールアドレスを入力してください。

WEKO

One fine body…

WEKO

One fine body…

アイテム

  1. 日本研究
  2. 第53集 - 〈特集〉 「失われた二十年」と日本研究の未来

ダルマパーラのブッダガヤ復興運動と日本人 : ヒンドゥー教僧院長のマハントと英領インド政府の宗教政策を背景とした

https://doi.org/10.15055/00006258
https://doi.org/10.15055/00006258
27cb8c3c-c1da-4942-ac1e-e50158234a94
名前 / ファイル ライセンス アクション
nike_053_189.pdf nike_053_189.pdf (2.6 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2016-06-15
タイトル
タイトル ダルマパーラのブッダガヤ復興運動と日本人 : ヒンドゥー教僧院長のマハントと英領インド政府の宗教政策を背景とした
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15055/00006258
ID登録タイプ JaLC
著者 外川, 昌彦

× 外川, 昌彦

WEKO 19898

ja 外川, 昌彦

Search repository
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 19899
姓名 TOGAWA, Masahiko
言語 en
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 本稿は、1891年に大菩提協会を創設し、世界的なブッダガヤの復興運動を組織したスリランカの仏教運動家アナガーリカ・ダルマパーラ(Anagarika Dharmapala、1864―1933)と、当時の日本人との関わりを検証している。特に、1902年に九ヶ月に渡りインドに滞在した岡倉天心が、その滞在中に関わりを深めてゆくブッダガヤ問題の背景を、浮き彫りにしようとするものである。
 そのため本稿では、特にダルマパーラの仏跡復興運動と厳しく対立したヒンドゥー教シヴァ派の僧院長であるマハントや、宗教的中立性を標榜し、現地の争点には不介入の立場をとった絵領インド政府によるブッダガヤ問題への対応の経緯を検証し、ダルマパーラが仏跡復興に取り組んだ1891年から、天心がブッダガヤを訪れた1902年までの約十二年間の大菩提協会の活動の経緯を検証する。
 岡倉天心のブッダガヤ訪問は、これまで主に美術史的な観点から、アジャンター・エローラなどの仏跡探訪の延長として理解され、ブッダガヤでの活動について検証する研究は限られていた。他方、ダルマパーラの日本人との交流も、これまで釈興然や田中智学らの仏教者との交流は注目されてきたが、ダルマパーラの仏跡復興運動の文脈における天心との接点については、やはりその検証は限られていた。
 しかし、九ヶ月に渡るインド滞在中に、天心は三度に渡りブッダガヤを訪れており、その間に、日本人巡礼者のためのレストハウスの建設を計画し、実際に、ヒンドゥー教僧院長のマハントとの土地取得の交渉を行っていた。九ヶ月のインド滞在中に天心が三度も訪れた場所は他にはなく、それは天心のブッダガヤへの、並々ならぬ関心を物語るものとなっている。
 そこで本稿では、1891年以来、大菩提協会を組織してブッダガヤ復興運動をリードしたダルマパーラの活動を縦軸に据え、マハントや英領政府、及び日本人との関わりを横軸として、ブッダガヤ復興運動に関わる岡倉天心の意図を検証する。具体的には、1891年から1902年までのブッダガヤにおける仏跡復興の運動を、本稿では次の三つの時代に分けて整理する。
 すなわち、①1891年に始まるダルマパーラの大菩提協会によるブッダガヤ寺院の買い取り運動と英領政府首脳部のダルマパーラに対する認識、②日本からブッダガヤ寺院に寄進された仏像をめぐる、1895年のダルマパーラによる大塔内陣への安置とマハントによるその撤去問題をめぐる係争関係、及び、ビルマ・レストハウスへの仏像の安置をめぐる英領政府と大菩提協会の対応の問題、③新たなレストハウスの建設と仏像の安置先の問題をめぐるダルマパーラ、マハント、英領政府の三つ巴の関係と、その中で日本人のためのレストハウスの建設を計画した、1902年の岡倉天心によるブッダガヤ訪問とマハントからの土地取得の交渉の経緯である。
 これまで、ブッダガヤでの大菩提協会の活動は、特に1895年の大塔内への日本の仏像の安置問題が注目されてきたが、むしろ本稿では、日本の仏像の安置先をめぐる問題を、ブッダガヤ寺院内のレストハウス問題の一部として検証する。それによって、ダルマパーラの運動の行き詰まりを打破する可能性としての、岡倉天心による新たなレストハウス建設の意義が検証される。
言語 ja
書誌情報 ja : 日本研究
en : NIHON KENKYŪ

巻 53, p. 189-229, 発行日 2016-06-30
ISSN
収録物識別子タイプ EISSN
収録物識別子 24343110
ISSN
収録物識別子タイプ PISSN
収録物識別子 09150900
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN10088118
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
その他の言語のタイトル
その他のタイトル Japanese and Dharmapala's Buddhist Revival Movement : Hindu Abbot Mahant and the Religion Policy of the British Indian Government
言語 en
出版者
出版者 国際日本文化研究センター
言語 ja
出版者
出版者 International Research Center for Japanese Studies
言語 en
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 ブッダガヤ
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 ダルマパーラ
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 岡倉天心
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 英領インド
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 大菩提協会
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 マハント
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 仏教復興運動
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 近代仏教
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 ヒンドゥー教
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 ベンガル知識人
戻る
0
views
See details
Views

Versions

Ver.1 2023-05-15 15:20:25.339492
Show All versions

Share

Mendeley Twitter Facebook Print Addthis

Cite as

エクスポート

OAI-PMH
  • OAI-PMH JPCOAR 2.0
  • OAI-PMH JPCOAR 1.0
  • OAI-PMH DublinCore
  • OAI-PMH DDI
Other Formats
  • JSON
  • BIBTEX

Confirm


Powered by WEKO3


Powered by WEKO3