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  1. 日本研究
  2. 第4集

人間と成る

https://doi.org/10.15055/00000921
https://doi.org/10.15055/00000921
31d9026b-fdd7-4a79-9490-9ee0fb7b1537
名前 / ファイル ライセンス アクション
nk04005.pdf nk04005.pdf (1.2 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2011-04-26
タイトル
タイトル 人間と成る
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15055/00000921
ID登録タイプ JaLC
著者 犬飼, 公之

× 犬飼, 公之

WEKO 18606

ja 犬飼, 公之

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著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 18607
姓名 INUKAI, Kimiyuki
言語 en
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 この論文は、古代日本人が、人間の生成をどうとらえたかを考える。
 日本神話は、人間の創造を直接語ることはない。しかし、比喩的であるにしても、その語りの狭間から、人間の生成譚が見え隠れする。
 国常立尊の生成譚はそのひとつであった。それのみならず、可美葦牙彦舅尊の生成譚においても、また、さらに多くの神々の生成譚においてもそれは潜在し、含みもたれる。日本神話において、人間の生成は、神の生成や国の生成と齟齬するものではなかったと見ることができる。
 その生成の根源は「物」に求められた。先ず「物」が生成し、その「物に因りて」、神や人が成るというのである。それは「物実」による生成の論理として一括することもできるが、そのもっとも始源的に語られる「物」は、器物や動物や植物などではなく、「形貌言ひ難」い、非形の形(状)と言うべきものであった。ありとあらゆる生成のエネルギーが凝集して、軟弱に浮動してやまぬものであり、さまざまな生命力の身分偏在する混沌の状態を言うのである。その「物」が凝り、あるいは、分くことによって人間の生成は保障される。
 それは古代日本人が人の身の「実(核)」(さね・むざね)を時に神とうけとめ、時に蛇や鰐などの動物とうけとめ、あるいは、桃や瓜の実などの植物とうけとめるに到る意識の基胎にあったものと思われる。また、古代中国において天地宇宙の生成と人間の生成が実質的にとらえられ、その根源を「気」によって説くあり方と類比的であることも認められるし、仏教における身の能造の論理、つまり、「地」「水」「火」「風」の四大の因種が和合して人間となるという論理を享受することの深淵の台座と成った意識であったと思われる。
言語 ja
書誌情報 ja : 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要

巻 4, p. 149-166, 発行日 1991-03-30
ISSN
収録物識別子タイプ EISSN
収録物識別子 24343110
ISSN
収録物識別子タイプ PISSN
収録物識別子 09150900
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN10088118
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
その他の言語のタイトル
その他のタイトル Ancient Japanese Creation Myths
言語 en
出版者
出版者 国際日本文化研究センター
言語 ja
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 生成神話
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 人
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 身
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 物
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 物実
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 混沌
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 凝集
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 分散
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Ver.1 2023-05-15 15:28:57.135210
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