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<第1部 石材考古学の最前線>古代から近世における石造物の石材利用 : 大和とその周辺を中心に
https://doi.org/10.15055/0002000209
https://doi.org/10.15055/0002000209f44dff3c-344b-41bf-ae34-e0f51fb5ba18
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 図書 / Book(1) | |||||||
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公開日 | 2024-05-14 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | <第1部 石材考古学の最前線>古代から近世における石造物の石材利用 : 大和とその周辺を中心に | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_2f33 | |||||||
資源タイプ | book | |||||||
ID登録 | ||||||||
ID登録 | 10.15055/0002000209 | |||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||
著者 |
狭川, 真一
× 狭川, 真一
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著者別名 | ||||||||
姓名 | SAGAWA, Shinichi | |||||||
言語 | en | |||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 古代以来,仏教系の石造物は急増するが,その技術の進展によって加工できる石材の種類も異なっている。長期間にわたってその変遷を追うことができる畿内地域を中心に見ていきたい。 まず奈良時代では軟質石材である凝灰岩の資料が多いが,一部に硬質石材の花崗岩が使用されている。花崗岩製品は東大寺に関係する地点に見出されるので,華厳経との関係で新羅の技術者が関与しているのではないかと想定している。平安時代は軟質石材が主体を占め,なかでも讃岐産とみられる白色の凝灰岩が平安京を中心に好まれたようである。奈良時代に活躍した渡来石工は事業が完成した時点で本国に戻ってしまったのであろう。 治承の乱の後,東大寺復興に尽力した重源の影響で宋人石工が渡来し活躍する。彼らは東大寺復興後も土着し,各地に見事な作品を残してゆく。彼らの高い技術は花崗岩を身近な石材に押し上げたと言えるだろう。13 世紀後期に行われた高野山町石造営は,220 基余りの同一石塔を複数のチームで製作するまでに成長し,事業終了後は各地に分散してそれぞれの地域で活躍したものとみられる。これ以後,15 世紀頃までは花崗岩が仏教系石造物の中心となる。 こうした中,高野山では町石造営前後から硬質砂岩製の石造物が主流となるが,これは例外的な状況である。他の地域では16 世紀頃を境にして,花崗岩を中心としながらも砂岩,緑色片岩,安山岩,斑糲岩などが加わってくる。地元の石材を幅広く活用するようになったためであろうが,春日山安山岩(カナンボ石)はきわめて硬い石材であり,技術の向上が見て取れる。また,片岩系の石材では,その石材の特性を生かした形状の石塔も登場するようになってくる。 近世には和泉砂岩と称する軟質の砂岩が大流行し,墓石の大半はこれを利用したものである。しかし,風化の速度が速く,現代まで残る軟質砂岩製墓石の多くは亀裂が目立ち,剥落するものも少なくない。ところが高野山では,17 世紀の中頃を境に主流であった硬質砂岩が消え,花崗岩へと変化している。硬質砂岩が採取できなくなったためであろうか,あるいは砂岩の欠点を察知していたことによる選択だったのであろうか。 古代以来の石造物の石材利用は時代とともに変化し,その背後に技術的な問題や流通の問題などが存在することを教えてくれる。 |
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言語 | ja | |||||||
図書名 | ||||||||
収録物名 | 日本文化の地質学的特質 | |||||||
言語 | ja | |||||||
図書名(英) | ||||||||
収録物名 | The Geological Characteristics of Japanese Culture | |||||||
言語 | en | |||||||
開始ページ | ||||||||
開始ページ | 5 | |||||||
終了ページ | ||||||||
終了ページ | 15 | |||||||
出版年月日 | ||||||||
日付 | 2024-04-09 | |||||||
日付タイプ | Issued | |||||||
ISBN | ||||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||||
識別子タイプ | ISBN | |||||||
関連識別子 | 9784910171197 | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
その他の言語のタイトル | ||||||||
その他のタイトル | <First section : Latest advance of stone archaeology>Use of stone material in stoneworks of ancient to early modern periods : Yamato and neighbouring area | |||||||
言語 | en | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 国際日本文化研究センター | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | International Research Center for Japanese Studies | |||||||
言語 | en | |||||||
編者 | ||||||||
寄与者タイプ | Editor | |||||||
姓名 | 鈴木, 寿志 | |||||||
言語 | ja | |||||||
姓名 | SUZUKI, Hisashi | |||||||
言語 | en | |||||||
編者 | ||||||||
寄与者タイプ | Editor | |||||||
姓名 | 榎本, 渉 | |||||||
言語 | ja | |||||||
姓名 | ENOMOTO, Wataru | |||||||
言語 | en | |||||||
シリーズ | ||||||||
関連タイプ | isPartOf | |||||||
言語 | ja | |||||||
関連名称 | 共同研究報告書 ; 167 | |||||||
シリーズ | ||||||||
関連タイプ | isPartOf | |||||||
言語 | ja | |||||||
関連名称 | 日文研・共同研究報告書 ; 200 |