WEKO3
アイテム
漱石とエクリチュール
https://doi.org/10.15055/00000662
https://doi.org/10.15055/000006621932c670-11a5-4152-8db4-4afff04b3816
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2011-04-27 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | ja | |||||
タイトル | 漱石とエクリチュール | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15055/00000662 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
李, 哲権
× 李, 哲権 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 19167 | |||||
姓名 | LI, Zhequan | |||||
言語 | en | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 拙論は、漱石的エクリチュールが有する強い傾向性を、具体的なテクスト解釈を通じて明らかにしようとしたものである。 漱石の初期テクストにおいて、見ようとする意志はそのまま描こうとする文体的衝動と化してしまう。その衝動はあまりにも豊富な素材源とあまりにも強力な顕示欲を有していたために、しばしば自己陶酔の境地に陥ってしまい、筋やプロットを犠牲にしたりすることをも潔しとした感がある。漱石の場合、この犠牲と無視は無意識的なものではなく、きわめて意識的な自己言及にも等しい文芸理念――「出来る丈長く一所に佇立する趣味」(または「低徊趣味」「依々趣味」「恋々趣味」とも呼ぶ)によるものである。したがって、漱石的エクリチュールは、単なる「余裕派の文学」というレッテルを貼って片付けてしまうべきものではない。というのは、文体的衝動は一朝一夕にできあがらないのと同様に、それに嫌悪を覚えたからといって、一朝一夕に脱ぎ捨てられるものではないからである。それを脱ぎ捨てるためには、それを身につけるために払った何倍もの努力と苦痛と焦燥と自暴自棄を味わわなければならない。漱石的テクストは、そのような苦悩のエクリチュールがなぞる紆余曲折の軌跡として読むことができる。 |
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言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 巻 27, p. 111-141, 発行日 2003-03-31 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | EISSN | |||||
収録物識別子 | 24343110 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 09150900 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10088118 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Soseki and His Modes of Writing | |||||
言語 | en | |||||
出版者 | ||||||
言語 | ja | |||||
出版者 | 国際日本文化研究センター | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 夏目漱石 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | エクリチュール | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 書く行為 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 文体的衝動 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 絵画的思考 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | アレゴリー |