WEKO3
アイテム
「満洲」という遺産 : その経験と教訓
https://nichibun.repo.nii.ac.jp/records/7864
https://nichibun.repo.nii.ac.jp/records/786400ba9e9a-29ad-4423-a017-45e625e893cd
Item type | 図書 / Book(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2022-10-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「満洲」という遺産 : その経験と教訓 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_2f33 | |||||
資源タイプ | book | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
図書名 | ||||||
収録物名 | 「満洲」という遺産 : その経験と教訓 | |||||
言語 | ja | |||||
出版年月日 | ||||||
日付 | 2022-09-30 | |||||
日付タイプ | Issued | |||||
ISBN | ||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||
識別子タイプ | ISBN | |||||
関連識別子 | 9784623088720 | |||||
目次 | ||||||
内容記述タイプ | TableOfContents | |||||
内容記述 | 序章 満洲国が受け継いだ満洲近代の「遺産」 / 劉建輝 1 満洲の近代とは 2 柳条辺と囲場、盟旗制度によって管理された満洲 3 封禁の解除 4 内外移民の流入 5 「満洲国」の誕生 : さらなる近代化への継承と統合 第I部 制度と政策 第1章 「満洲」の土地制度と漢人流入 : 満洲国期に作成された調査報告書 / 塚瀬進 1 問題の所在 2 これまでの研究史の整理. 土地制度に関する研究, 移民に関する研究, 開墾に関する研究 3 江夏由樹による土地制度史に関する研究 4 満洲国期に作成された調査報告書の検討 5 残された問題 第2章 「満洲国」言語政策と国民像 : 「満洲国」政府語学検定試験の影響 / 酒井順一郎 1 多民族国家「満洲国」の誕生 2 「満洲国」における国語とは 3 「満洲国」政府語学検定試験始動 4 語学津貼 5 「満洲国」政府語学検定試験実施へ 6 試験基準と民族差 7 試験内容分析 8 従来の日本語教育批判と学校教育への影響 9 矛盾多き国民像 第3章 美術とコロニアリズムの葛藤 : 国策としての「満洲国美術展覧会」の成立 / 王確 1 「満洲国美術展覧会」研究の現状 2 国展命名の植民地的政治学 : 「第一回訪日宣詔記念美術展」から「第一回満洲国美術展覧会」へ 3 国策と芸術の法制化 : 「第一回満洲国美術展覧会」の持つ植民地的意義 4 詩学的想像と植民地支配 : 皮肉な結果に陥った美術展 5 未来志向であるべき植民地の芸術研究 第4章 「愛路運動」という宣撫工作 : 満鉄沿線に作られた愛護村と愛護団 / 西原和海 1 愛路運動とは 2 運動の創設 3 愛路課の宣撫工作 4 運動の「効果」 第II部 産業と都市 第5章 中国東北の経済建設と日本の投資 : 炭鉱業・鉄鋼業・電力業の発展 / 陳慈玉 1 炭鉱業の発展と衰退. 撫順炭鉱, 満洲炭鉱株式会社 : 一九三四~四五年 2 鋼鉄業の発展と局限. 本渓湖煤鉄有限公司の発展, 鞍山製鉄所の設立と技術の創造, 満洲製鉄株式会社の成立 3 電力事業の建設. 発展の趨勢, 南満洲電気株式会社, 満洲電業株式会社 4 東北経済建設の礎 第6章 満鉄中央試験所による科学技術革新 : 満洲に賭けた三八年の軌跡 / 金子務 1 プロジェクト研究の集積体として 2 なぜ満洲で試験研究所なのか : 「付属地」問題 3 満鉄中試と理研・東京工試との比較 4 満鉄中試と最盛期の配置 5 歴代所長人事と研究者異能集団の創出 6 三期にわたる満鉄中試の研究実績. 〈試験調査時代〉満洲産物の悉皆調査 : 大正二年の産物分析表から, 〈移植工業時代〉, 大豆油のベンジン抽出工業, 大豆油硬化工業, 〈独創工業時代〉満洲荒野に一八企業創出の「勲章」, 軽金属研究、アルミニウムとマグネシウム, 石炭液化の工業化への試み, 頁岩油(シェールオイル)の工業化に成功, 海綿鉄などと撫順製鉄工場 7 大陸科学院・満洲重工業開発(満業)との微妙な関係 8 敗戦後の満鉄中試 第7章 視聴化された満蒙 : 旧満洲で開催された大連勧業博覧会 / 竹村民郎 1 内国勧業博覧会と大連勧業博覧会との連続・非連続 2 大連勧業博覧会開催と満蒙統合の理念 3 満鉄調査課秘密文書にみる満蒙認識 4 博覧会と日中共生の夢 5 ラジオという情報装置 第8章 反転するモダニズム : 租借地大連の都市空間と文化生産 / 劉建輝 1 大連近代都市空間の成立 2 モダニズム言語空間の反転 第9章 満洲都市部の女性と文化教育 : 修養としてのいけ花、茶の湯、礼儀作法 / 小林善帆 1 本研究の位置づけ 2 満洲都市部におけるいけ花、茶の湯、礼儀作法の様相 3 『女性満洲』と戦時下のいけ花、茶の湯、礼儀作法. 満洲におけるいけ花活動, 『女性満洲』にみるいけ花、茶の湯、礼儀作法 4 満洲文学といけ花. 「東北」のあらすじ, 「東北」の構成といけ花, 北村謙次郎の履歴と文学活動 5 女学校・高等女学校におけるいけ花、茶の湯、礼儀作法. 満洲に設置された女学校・高等女学校, 学校の概要といけ花、茶の湯、礼儀作法 6 女性の精神的支柱として 第10章 「満洲」で生き延びたロシア系企業 : 哈爾浜の秋林公司 / 井村哲郎 1 秋林公司の特徴 2 一九三一年までの秋林公司 3 満洲国期の秋林商会 4 満洲国崩壊後のチューリン商会 5 新中国成立後の秋林 第III部 文化と文学 第11章 「満洲」の秘密結社 : 在家裡訪日団をめぐる日本人の思惑 / 孫江 1 問題の所在 2 在家裡認識の変化 3 在家裡という秩序 4 在満日本人と在家裡 5 在家裡訪日団の始末 第12章 「満洲」における関内文化情報の受容 : 断絶と連帯 / 岡田英樹 1 「建国」前の東北文壇 2 「満洲国」における関内文化との交流 3 魯迅と「満洲国」の文学 4 蕭軍・蕭紅と「満洲国」の文学 5 「全き会同を未来に待つ」 第13章 白頭山・承徳・ハルハ河畔 : 「満洲国」の文化象徴とその表象 / 稲賀繁美 1 白頭山 2 間島問題 3 熱河作戦 4 駱駝と五族協和 5 ハルハ河畔 6 越境する逃亡者たちの群像 7 北辺の国境へ 第14章 泰東書道院による満洲外交 : 鄭孝胥と清浦奎吾の交流を中心に / 松宮貴之 1 書壇としての泰東書道院について. 日本書道作振会と泰東書道院の系脈について, 泰東書道院の活動とその人員構成 2 鄭孝胥と日本人書道関係者 3 雑誌『書道』にみられる満洲記事 4 泰東書道院に於ける岩村成允と細田謙蔵. 岩村成允について, 岩村成允の書道を介する満洲外交, 細田謙蔵について, 皇帝宣統帝への謁見の意味と画像の効果, 継承される書画の贈答という文人文化, 当時の出版の意義と社会性, 興亜新勢力との確執 5 清浦奎吾と鄭孝胥との遣り取り. 溥儀との交流, 鄭孝胥との交遊 6 満洲外交と日満支親善書道展覧会 7 満洲遺産の断絶と継承をめぐって 第15章 日本探偵小説にみる大連イメージ : 植民地モダン都市が育んだ想像力 / 柴紅梅, 劉楚婷 1 日本探偵小説と大連の関係 2 モダン都市大連が日本探偵小説に与えた影響 3 大連題材の日本探偵小説 第16章 「満系文学」の「暗さ」 : 川端康成による「暗さ」発言への古丁の反論 / 単援朝 1 「暗さ」をめぐる攻防 2 川端康成の発言から 3 「明さ」あっての「暗さ」 4 「明さ」の本質を見抜いた後 5 「暗さ」をめぐる攻防の広がり 6 さよなら、「満洲国」 第17章 哈爾浜の左翼文芸活動 : 金剣嘯を中心に / 平石淑子 1 作家としての出発 2 金剣嘯の絵画活動 3 金剣嘯の演劇活動 4 脱出する者と残る者 5 金剣嘯と「未来派」 第18章 日本時代における満洲朝鮮人文学 : 小説と詩歌にみる移住民の哀歓 / 林容澤 1 満洲移住の時代区分 2 小説分野の満洲移住文学 3 『在満朝鮮詩人集』と『満洲詩人集』考察 4 満洲朝鮮人文学の二重性と可能性 第IV部 「満洲国」の前と後 第19章 満洲事変から「大東亜戦争」へ : 日本帝国主義の展開と事後解釈 / 鈴木貞美 1 戦後七五年目の歴史認識. なぜ、いま、「満州国」を問うのか, 煽られたナショナリズム, 日本帝国主義の七段階 2 日本の満洲進出と中国ナショナリズム. 満洲進出とその背景, 中国ナショナリズムの成長 3 「満洲国」建国をめぐって. 満州事変, 占領から「建国」へ, 「建国」宣言, なぜ、民族協和の旗が立てられたのか, 「協和」の精神のことなど, 国際的孤立へ, 「建国」後の政策, 産業開発五ヵ年計画 4 「東亜協同体」論をめぐって. 日本帝国主義の岐路, 日中戦争, 「東亜新秩序」建設声明, 蠟山政道の理念, 三木清の理念, 近衛声明がもたらしたもの, 一九四〇年代の「満州国」 5 歴史の事後解釈. 引き裂かれた自己と歴史の事後解釈の諸相, 歴史観の歴史へ 第20章 日本の国際連盟脱退 : 「満洲国」はなぜ承認されなかったか / 黄自進 1 大国密室政治を打ち破った経緯 2 満洲事変の勃発と国際公議. 中日両国の基本的態度, 列強の反応, 国際公議の醸成 3 理事会での折衝. 日本の出撃, イギリスの同情, 日本の抵抗 4 連盟総会での論議. 一九国委員会成立の経緯, 日本の連盟脱退 5 国際公議新社会への展開 第21章 帝国の終焉 : 自分史と証言集にみる実態 / 山田敬三 1 十五年戦争の満洲 2 移民と殖民 3 日ソ中立条約の破棄と棄民 4 自分史と証言集 5 通化事件 6 方正地区日本人公墓 7 ソ連兵の暴行と略奪 8 戦争文学 9 集団自決 10 葛根廟事件 11 留用と残留 12 帝国の終焉 第22章 「満洲国」崩壊直後の文学雑誌 : 『東北文学』が巻き起こした波紋 / 岸陽子 1 混迷の中から 2 創刊号の誕生 3 姚遠「東北十四年来の小説と小説人」にみる「満洲国」小説の概観 4 創刊号の小説「血族」批判をめぐって 5 甦る言葉たち あとがき 人名・事項索引 |
|||||
言語 | ja | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | ミネルヴァ書房 | |||||
言語 | ja | |||||
編者 | ||||||
寄与者タイプ | Editor | |||||
姓名 | 劉, 建輝 | |||||
言語 | ja | |||||
姓名 | LIU, Jianhui | |||||
言語 | en | |||||
シリーズ | ||||||
関連タイプ | isPartOf | |||||
言語 | ja | |||||
関連名称 | 共同研究報告書 ; 154 |