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<研究ノート>ムンダ民俗誌ノート(1) : 序説
https://doi.org/10.15055/00000882
https://doi.org/10.15055/00000882d3e509b8-34d4-4a60-9cf7-d55a58b5ba17
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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nk09010.pdf (27.3 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2012-04-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | <研究ノート>ムンダ民俗誌ノート(1) : 序説 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15055/00000882 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
長田, 俊樹
× 長田, 俊樹 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 18740 | |||||
姓名 | OSADA, Toshiki | |||||
言語 | en | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 筆者は、ムンダ人の言語であるムンダ語を研究するために、インド・ビハール州ラーンチー市に六年あまり滞在した。ムンダ語はビハール州南部、およびそれに隣接するオリッサ州に約七五万人の話者を有する。筆者は在印中、言語データばかりでなく、ムンダ人の民俗誌に関するデータをも収集する機会があった。そこで、できるだけ詳細な民俗誌データを記述するのが本稿の目的である。 まず最初に、ムンダ民俗誌に関連したいくつかの問題点を論じる。具体的には、以下の四点である。 (1) 民俗誌記述の枠組みの提示。 (2) インドにおける「部族」概念の検証。 (3) シュリニヴァスの提唱する「サンスクリット化」を、ムンダ人の観点から再考。 (4) チョターナーグプル地方における先住民と他所者の対立を分析する、新しいモデルの提唱。 結論として、これからの民俗誌記述の枠組みを以下のごとくまとめる。 (1) 筆者の記述は言語学の立場を堅持する。つまり、ムンダ語の語彙研究を出発点として、語彙の総体として現れてくる民族文化を記述する。 (2) 筆者はあいまいな用語で、しかも植民地と結びついた「部族」という用語を使用せず、「少数民族」という用語を使う。 (3) 筆者はムンダ人の社会変動を「ディク化」(ディク=他所者)という新しい用語で呼ぶことを提案する。従来の「サンスクリット化」はヒンドゥーによる自民族中心主義であって、少数民族にこの用語は適しない。また、この「ディク化」の具体的な指標、言語、名前、あいさつなども同時に提唱する。 筆者は新たに、伝統的ムンダ社会に代表される「自然志向型社会」とヒンドゥー、ムスリム、クリスチャン社会などを表す「規範指向型社会」という用語を導入する。この分類はアイデンティティの基本要素を使って、表を用いて例示する。また、「自然志向型社会」から「規範志向型社会」への歴史的過程を「ディク化」とみなす。 |
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書誌情報 |
ja : 日本研究 巻 9, p. 264-231, 発行日 1993-09-30 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | EISSN | |||||
収録物識別子 | 24343110 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 09150900 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10088118 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他の言語のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Ethnographical Notes on Munda (1) : an introduction | |||||
言語 | en | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 国際日本文化研究センター | |||||
言語 | ja | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ムンダ人 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | チョターナーグプル地方 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 民俗誌 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 分類語彙 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 部族 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 少数民族 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | サンスクリット化 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ディク化 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 自然指向型社会 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 規範指向型社会 |